住まいづくりコラム

一戸建て住宅の防犯対策

お家の防犯

こんにちは森田です。

「最近空き巣が多くなって物騒だ」というお話をよく耳にします。

警視庁のデータ(警視庁住まいる防犯110番から引用)によりますと、令和元年の住宅対象の侵入盗(空き巣)は平成16年以降減少しており、令和元年は28,936件で前年比-8.2%と減少しています。

とは言っても、一日当たり約79件発生しており、未だ多くの住宅が被害に遭っています。

侵入者は、常に「最も簡単に侵入できる方法」を考え、手口を研究しています。

侵入者の出方・手口が分かれば、対策も講じられるというものです。その時々の犯罪傾向を把握しておきましょう。

一戸建住宅における侵入手口の1位は無締り。

日頃から出入口や窓には確実に施錠をする習慣を身につけましょう。

2位はガラス破りそして3位はドア錠破り。

防犯性能の高い建物部品(CP部品)を活用するのが良いでしょう。

クリックすると図が拡大します

各種手口対策として

【ガラス破り】
・不在にする際には、雨戸等を閉める。
・補助錠を取り付ける。
・防犯フィルムを貼り付ける。
・防犯ガラスや面格子、窓シャッターを取り付ける。

【ドア錠破り・戸外し】
・補助錠を取り付ける(ワンドア・ツーロック)。
・ドア枠にガードプレートを取り付ける。

【合かぎ】
・ドアの鍵は持ち歩き、郵便受け等玄関付近に置かない。
・必要最低限の本数のみを複製し確実に管理する。

最後に侵入口ですが

一戸建住宅の場合、狙われる第一位は窓。

クリックすると図が拡大します

特に掃き出し窓、そして腰高窓が要注意です。

これはサッシのクレセント付近を小さく破って、そこから手を入れて鍵を外し障子を開けて侵入するからです。

実際の窓ガラス破りの手口。防犯フィルムが貼ってあったので途中で撤退。

侵入者は、常に「最も簡単に侵入できる方法」を考えと先に書きましたがまさにそれです。

窓に防犯対策するだけでかなりの防犯性がアップします。
してきましたし、空き巣を未然に防いだ経験もありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

特に私のおすすめはコスパが良い防犯フィルムです。

これは何軒も施工してきたので自信をもっておすすめできます。

【参考】防犯フィルムの施工の様子。

窓ガラスに合わせてフィルムをカット。

【参考】フィルムをガラスに貼り付け。

  •  

そして第二位が表出入口、第三位が非常口です。

簡単に今からできる対策としては、侵入しにくいように防犯環境を整備することが大切です。

例えば

・センサー付きライトを取り付ける。
・見通しの良いように植栽を剪定する。
・侵入の足場になるような物を置かない。

等ご自宅をを見直して整備点検くださいね。

アクセス
TEL
お問い合わせ