防犯の基礎知識 泥棒はどこから入る?
こんにちは森田です。
今日は水曜日、お休みを頂いておりました。

成田不動尊の境内から街中を見下ろす
午後からは京阪枚方市駅にある献血ルームへ。
今日で71回目になりました。
最近高血圧が原因で出来ない時も2回ほどあり、大好きなお酒を現在1月近く辛抱しております。
お陰で数値が大幅に下がりました。
リミットの69歳の誕生日までに「100回達成」を目指して頑張るつもり。

京阪枚方献血ルーム 皆さんも献血のご協力お願いします
さて余計な事をダラダラ書きましたが、休日水曜日に免じてお許しください。
さて本題、日伸建設に協力いただいている一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構理事長の折元洋巳氏から了解を頂き掲載致します。
折元氏は、大阪府警察20年の経験、特に留置場の看守時代の経験から、犯罪者自身から聞いた「泥棒の心理」「泥棒の手口」を元に、「泥棒の目」から見た「防犯対策」について語ってもらいます。
この中のお話を我が家、我が街にスライドしてお考え頂き防犯知識を高めて頂ければ幸いです。
第三回目 泥棒はどこから入る?
一般住宅に入る泥棒のお話です。
例えば質屋・宝石店などを狙う例えば有名になった「爆窃団」の場合は、ハイリターンの為にハイリスクを背負い、壁を破るなどしますが、一般住宅の場合は入る場所は決まっています。
それは、大きく分ければ「扉」と「窓」の2ヶ所に限定できます。
当然、住宅の防犯は「扉」と「窓」を守れば言いと言う事になります。(侵入窃盗に限定したお話です)扉から入る泥棒で約5分。
窓ガラスから入る泥棒では1分未満で侵入することができますので、ここの対策は当然必要になってきます。
世間一般では扉の防犯はやかましく言われますし、いろんな方がいろんな商品でご提案されるので、比較すると窓の対策より扉の対策の方は進んでいますが、窓の方はほぼ手付かずの状態であることを先ずは知っておいてください。
しかしながら、警察庁の統計を見てみると、一般住宅では約70%前後、集合住宅でも約3~40%の侵入が「窓ガラス」から行われており、且つどちらの場合も「侵入場所」としては数字は違っても、「No.1」であることには変わりがありません。
「No.1」の侵入場所が放置されていると言う日本の現状に問題があります。
おれおれ詐欺は、もう古い言い方ですよね? どんどん名前が変わっていっています。
なぜでしょうか? テレビ・マスコミがどんどん報道して、日本国民に注意喚起するので、同じ手口では通用しなくなるので、犯罪者側も頭をひねって、どんどん新しい切り口で電話をします。(根本的な部分は変わらないのですが)
一方、住宅侵入窃盗犯の手口は数十年前からほとんど変わっていません。
これは何故か? ずっと同じ手口で問題なく侵入できるからです。
おさらいですが、泥棒の住宅侵入口は「扉」と「窓」の2ヶ所です。
ここだけをどう守るか?を考えただけで、
格段の「安全・安心」を得ることができるのです。
以上「泥棒の目」から見た「防犯対策」でした。
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※JAグループの家庭雑誌『家の光』の連載企画「田舎の防犯」を監修している元刑事の折元洋巳さんが防犯について解説します。
今月は「犯罪はなぜ起こるのか」という点から考え、街中の要注意スポットをピックアップしていきます。