マンション防犯の具体的な体策について
こんにちは森田です。
水曜日は「お家の防犯の日」。
さて、日伸建設に協力いただいている一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構理事長の折元洋巳氏から了解を頂き掲載致します。
折元氏は、大阪府警察20年の経験、特に留置場の看守時代の経験から、犯罪者自身から聞いた「泥棒の心理」「泥棒の手口」を元に、「泥棒の目」から見た「防犯対策」について語ってもらいます。
今回は実際の分譲マンション対象のセミナーでお話された内容からの抜粋です。
先週の続きです。
防犯三種の神器と言えばオートロック、防犯カメラ、高性能の錠前ですが、実際の泥棒はそれらを脅威と感じないのでしたね。
今回は具体的な対策をお話頂きます。
玄関対策、窓対策、死角対策(環境)、集合住宅の場合は住民が出入りする共有部分から部外者を閉め出すことは不可能です。
防犯費用も跳ね上がります。
共有部ではなく、各戸を守るようにしましょう。
泥棒はローリターンですのでハイリスクは背負わず、簡単に入れるところ、集合住宅で言えば玄関と窓を狙います。
この2箇所に対策をすればかなり安全な家になりますが、玄関ドアによい鍵をつけても泥棒はそこを狙わないので安心ではありません。
ではどうすればよいか、1ドア2ロックです。
これにはそんなにお金はかかりません。
そんなによい鍵をつけなくても2個つけることに効果があります。
防犯は周りとの比較競争です。
ここは周りと比べて入りにくそうだなと思わせるだけでいいのです。
鉄壁な防犯と言うより「ここは入りにくそう、もっと入りやすい家を狙おう」と思わせるようにすることが大切ですね。
では来週は防犯にお金を掛けず無料で出来る対策についてお話頂きます。
このコラムの読者さんなら、大体は予想がつくのではないでしょうか(笑)
この中のお話を我が家、我が街にスライドしてお考え頂き防犯知識を高めて頂ければ幸いです。
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※ラジオ大阪(1314KHz)毎週日曜日午前9時30分から45分までの「PikaPika住まいの物語」という番組内で、「元刑事が語る防犯対策」という折元洋巳さんのコーナーが常設されました。
皆さん為になる貴重な6分間。↓リンクをクリック!是非お聞きください。