マンション防犯 無料で出来る防犯対策
こんにちは森田です。
水曜日は「お家の防犯の日」。
さて、日伸建設に協力いただいている一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構理事長の折元洋巳氏から了解を頂き掲載致します。
折元氏は、大阪府警察20年の経験、特に留置場の看守時代の経験から、犯罪者自身から聞いた「泥棒の心理」「泥棒の手口」を元に、「泥棒の目」から見た「防犯対策」について語ってもらいます。
今回は実際の分譲マンション対象のセミナーでお話された内容からの抜粋です。
防犯三種の神器と言えばオートロック、防犯カメラ、高性能の錠前ですが、実際の泥棒はそれらを脅威と感じないのでしたね。
今回は無料で出来る防犯対策をお話頂きます。
カメラ付きインターホンは泥棒対策ではなく強盗対策には効果があります。
来客を確認せずに扉を開けてはいけないということです。
この知識があると機器が活きてきます。
ゴミ出しひとつでも泥棒が寄ってきます。
泥棒がマンションの下見を行う際にはゴミ捨て場と駐輪場を見ます。
ゴミの日ではないのにゴミがある。ゴミ収集のあとに飛び散ったゴミが散乱している。
駐輪場の自転車のカゴに空き缶がある、それに埃がかぶっていて長期間そのままである。
この建物はそんなことがまかりとおるほど住民が住宅環境に興味がなく、関係が希薄であるということで、泥棒が好む環境です。
住民間の仲がよければゴミは指定の日以外に出せません。
カゴにゴミがあれば持ち主に注意したり捨ててあげたりすることがで、防犯に強いまちは井戸端会議が多いく、住民のコミュニケーションが密にとれていることです。
住民が顔見知りで関係者以外の第三者を不審者として対応できれば、泥棒にとってはローリターンなのでローリスクしか背負いま
せん。そのまちで仕事をする理由はないので、他に行きます。
花壇も防犯対策になります。通行人の目が集まるということは、泥棒も人間ですので、後ろめたさがあります。
人目につく綺麗なまちでは仕事がやりづらいのです。
かつてニューヨークでは落書きを消し、ゴミを捨て、街を綺麗にすることで犯罪率が激減しました。
最低限の防犯対策(扉・窓)とまちのコミュニケーションで犯罪は激減します。
地域のコミュニケーションがやはり一番の防犯対策なんですね。
仕事柄チラシをポスティングする事がありますが、視線を感じるマンション、住宅街ってあります。
そういう所が安全な街なんでしょうね。
では来週は「犯罪が起こる場所の共通点」ついてお話頂きます。
この中のお話を我が家、我が街にスライドしてお考え頂き防犯知識を高めて頂ければ幸いです。
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※ラジオ大阪(1314KHz)毎週日曜日午前9時30分から45分までの「PikaPika住まいの物語」という番組内で、「元刑事が語る防犯対策」という折元洋巳さんのコーナーが常設されました。
皆さん為になる貴重な6分間。↓リンクをクリック!是非お聞きください。