住まいづくりコラム

収納は奥行がポイント

間取りのお話

こんにちは森田です。

週末土曜日の朝は良いお天気です。

折角の秋晴れですが残念ながら、夕方からお天気は崩れてくるようです。

明日は雨でしょうか・・・。

さて、今日は収納のお話。

今度建てる家は「収納スペースを充実したい」という思いが強い方が多いはずあです。

それだけ今の暮らしで皆さん「収納」に苦労されているということ。

だから間取りの打合せで、たっぷりの収納スペースを確保できるとなると安心します。

しかし、そこに何を収納するか決めず、間口や収納量ばかりに気を取られていると、完成してから「使い勝手が悪い」という意味のない収納を作ってしまいがちです。

例えば洋室のクローゼット。

一般的な奥行きは60センチほどですが、体格の良いご主人様なら、もう少し奥行きがないと使い辛いかも知れません。

逆にキッチンのパントリーなのにスペースが取れるからと、奥行きの深い棚を作っても使い勝手が悪いです。

パントリーの棚 イメージ写真

ちなみに各収納の奥行の目安としては・・・

・キッチン・パントリー 30-45cm

・脱衣室の収納 30-50cm

・クローゼット 55-80cm

・シューズ・ボックス 30-40cm

・本棚 15-30cm

・家電収納 45-50cm

・玄関土間収納 60-70cm

クローゼットの棚 イメージ写真

普段家事をする機会が少ない人には、掃除や片付け等のポイントがわかりにくいかもしれません。

プライベートでは家事をほとんどしない人が設計に携わると、座学で学んだ一般的な提案しかできないというのは往々にしてありますね。

また子育て経験がある、なしで、また提案内容は違ってくるでしょう。

そのように施主さんと設計士のボタンの掛け違いを防ぐためにも、

「来客用の布団が客間の押し入れに入りきらない」

「夫の靴が大きくて、アパートの靴箱だと扉が閉まらない」

「調理器具を収納する場所が足りない」

など、今の収納に対する悩みを事前にピックアップして書き出しお伝えするのが良いと思います。

特に注文住宅ならば、収納スペースを我が家流の暮らしにマッチさせた方が良いでしょう。

後々ストレスが溜まらないように、まず収納に関するお悩みを整理してから、プロに相談してみましょう。

まずは、メジャー片手に家の中を調べてみるのも良いかもしれません。

屋根裏や階段下、床下などの未空間を活用すれば 利用頻度の少ないものを収納するのには良いスペースです。

どこに、何を、どれくらい収納したいのか、明確にしておきたいですね。

最後に今までの経験で感じるのは、いくら充実した収納スペースを確保しても、すぐに一杯になる方も多いです。

収納するものを明確にするのと同時に、使わないものは処分。

「断捨離」も考えましょうね。

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