お家メンテナンス 配管劣化による水漏れ
こんにちは森田です。
いつも大工さんの匠の技をご紹介していますが、地域密着工務店ですから小規模メンテナンス工事もしっかりとおこなっています。
「掃除をしていて、給湯器付近の配管に触れただけで水漏れが・・・」と施主さんから連絡がありました。
協力業者の水道屋さんと現場へ。
原因は配管カバー、給水管の経年劣化でした。
下の写真、給水管を紫外線から守るため、保護カバーがしてあるのですが、長年の雨、風、紫外線の影響で破れて配管が剥き出しになっています。
そこから水漏れでした。陽当たりが良いお家は紫外線被害に注意しないといけません。
どうしても経年劣化するので、配管関係には直射が当たらない様にしたいです。
ジョイントで部分改修を試みましたが、陽の当っている部分はポリエチレン本来の粘りがなくなり、まるでカニの殻のようにパキパキになっていました。
耐ストレスクラック性、耐熱クリープ性、保温性、耐衝撃性に優れた「ポリブデン管」に配管をやり変え復旧しました。
電気温水器のジョイント部分からも水漏れしていたようです。
原因はパッキンの劣化でした。交換して復旧。
この電気温水器も12年目、そろそろ寿命でもあります。
経年劣化が進んでいる時期です。
ちなみに製造メーカーの部品供給の責任範囲は7年ですから、部品の在庫がなくなり次第メンテナンスも出来なくなります。
新型コロナの影響でガス・電気共に給湯機関係は3か月以上待ち。
この寒さの中、壊れていなくて助かりました。
ちなみにカーボンニュートラルの観点で言えば、電気温水器は電気垂れ流し状態。
落ち着いたらエコキュートへの交換をご検討頂きたいです。
電力会社へ支払う電気代を考えれば、数年で元は取れるというもの。
エコキュートに取り換えするだけで、温室効果ガス削減にも効果は抜群。
また電気温水器に関しては、別の機会にお話ししたいと思います。
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