住まいづくりコラム

ファストフードとローコスト住宅

こんにちは 大阪府枚方市・交野市を中心に自然素材・無垢材を生かす家づくりを行う工務店 日伸建設森田です。

水曜日はお休みを頂いてます。

実家へ行き母親のウォーキング同行。

大した距離ではないですが、普段は茶の間から全く動かないので強制的に歩かせてます。

その後ATMによるついでにファストフードへ。

安いから愚痴るのもどうかと思うが、規格商品だからあえて書きます。

●●●フライポテトは塩辛すぎました。

マニュアルではワンオペごとにスクレーパーで塩を清掃するはずですが出来ていないのでしょう。

恐らくフライヤーから上げたバットの油切も中途半端、というか時短でダイレクトインかな?

油切りしていないと、塩が絡んでステーション内がベタベタになり取り除くのが厄介になります。

フィ●●フィッシュはバンズの水分が抜けていて硬めでぬるい。

恐らく、作り置きのホールディングタイムオーバーなんだろう。

フィレポーションは揚げたてアツアツなんで、バンズのぬるさが際立ちました。

ローコストオペレーションは誰が作っても、一定水準のお味というのがウリのはず。

シフトマネージャーはカリブレーション(一定水準を確認する為の味見)するのが基本。

それを怠るとこの有様になり、モラル低下がクローズアップされてしまう。

ポテトは作り置きをバラシて揚げたてと混ぜています。(オーダーでLサイズが混じるのでこれは仕方ないけど)

また冷凍ポテトは解凍せずそのままあげてるので、外はカリカリで中はスカスカ。

中途半端な経験ですが、この商品を前にして店舗の問題点、課題がある程度分かりました。

マニュアル通りオペレーションなら、ジャンクフードと呼ばれますがかなり美味しいのです。

今回残念なバンズ、昔はオーダーごとにスチーマーで蒸らしてました。

フィ●●フィッシュのバンズは、“赤ちゃんのホッペのよう”と当時の店長に教えられました。

今はオペレーションが変わりそれが食べれないのが残念。

コロナ禍でもさらに躍進。

勝ち組ではありますが、かつての失敗は顧客を軽視したから。

人手不足で片付けては、新社長とスタッフの力で折角Ⅴ字回復したこの企業、また同じ木阿弥になりかねない。

ここまで書いてから気づきました。

これ、「住宅の世界と同じやん」と。

マニュアルを基にローコストオペレーション、ファストフードとローコスト住宅は一緒ですね。

「マニュアル通りの商品じゃない」、「所詮550円のランチセットだから」で「しゃーないわ」で終わりますけど、ローコストと言ってもお家は何千万円の買い物、しゃーないわで済みませんね。

職人不足、資材の発注ミス、図面見逃し・・・etc

それで済まない、けど長年流通業にいて実感したこと、今回のファストフードのお話の様な現場、詳しく話せませんが実は意外と多いのです。

電話で「あれ」「それ」発注書も切らずに抽象的な発注をし、間違っていたら怒って問屋やメーカーの責任にする、そんなレベルの業界だった訳です。

今ではそういう業者は排除されてきましたが。

日伸に来て凄いなあーと思ったのは大工さんが皆さん、棟梁と呼ばれていること。

棟梁とは、一つの集団の中心的・指導的な地位にある人のこと、責任感も半端ないです。

現場に関して、設備も、基礎も、構造も、外壁、屋根、そしてお施主さんのご要望も実行予算も皆棟梁が把握している。

日伸には専属営業も現場監督もいません。

これ何気ないようですが凄い事です。

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