住まいづくりコラム

型ガラスと磨りガラス

こんにちは 大阪府枚方市・交野市を中心に自然素材・無垢材を生かす家づくりを行う工務店 日伸建設森田です。

新築時の仕様決めの時に、ガラスの種類も選びます。

ガラスの性能(遮熱・断熱Low-Eやペア等)はその住宅会社、工務店で予め決まっているでしょうから、後は「透明ガラス」か「型ガラス」を施主様の住まい方によって選択してもらいます。

外の景色をガラス越しに見たいのなら「透明」にするべきですが、逆に外から覗かれてしまうリスクもあります。

女性は特に気になるところですね。

カーテンやシェイド、ロールスクリーンを利用すれば外からの視線は防ぐことは出来ますが、お部屋が暗くなってしまうのと、「ツイツイ」、「ウッカリ」と閉め忘れてしまう事もあると思います。

そう言うリスクを防ぐなら「型ガラス」をお勧めします。

窓からの日差しや明るさはそのまま維持して視界のみを防いでくれます。(ガラス近くにいるとシルエットは外に映ってしまいますが)

ではその「型ガラス」とはどんなガラスなのでしょうか。

簡単に言えば、表面に模様をつけたガラスのこと。

ガラスの表面(片面)が凹凸模様がついていて、もう片面がツルツルしたガラスです。

型ガラス(霞)

浴室やトイレなどのドアや窓ガラスなど、主に視界をさえぎる為に使用される事が多いです。

型ガラスを施主さんに説明するとき、工務店さんの営業・設計担当者は「磨りガラスみたいな・・」と表現される方が多いみたいです。

「磨りガラス」をご存知のお客様ならイメージの違いに困惑するかも知れません。

では「磨りガラス (すりガラス)」とはどういうガラスなのでしょう。

表面に砂を吹き付け、細かく点のような凹凸を無数につけたガラスのこと。

この効果で、光が乱反射しガラスが白く不透明に見えます。

先に紹介した型ガラスが「ガラス板が作られるときに模様がつくもの」でしたが、磨りガラスは「作られた板に砂を吹きつけたもの」です。

フロストガラス(磨りガラスをきめ細かくしたガラス)

後、注意すべきは磨りガラスは水に濡れると透ける点です。

「水周り」や「結露が出やすい所」にすりガラスを使うと、「磨り」の部分透けてしまうため注意が必要です。

磨りガラスには光が当たると揺らぎがあり、建具や照明カバーに使うとレトロ感が相まって味わい深いガラスですが、使い道や性能がオールマイティーな分、型ガラスの需要が多いのが現状ですね。

型ガラスと磨りガラスは異質なものなのでご注意くださいね。

コチラの動画、ガラスの違いがまとめられていて非常に分かりやすいです。

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