住まいづくりコラム

手作業 アカマツ丸太 墨付け

匠の技

こんにちは森田です。

先日、加工したアカマツの丸太を第一作業場に移動、菅村棟梁が墨付けを行っています。

過去の丸太加工の投稿 荒削り面取り 電気ホイストの重要性 電気鉋削り

曲がりくねった丸太に墨を付けるのは至難の技です。

それを慣れた手つきで作業をどんどん進めていきます。

作業の様子、動画でご覧ください。

 

木は生きていますので、木材になっても反ったり曲がったり動き続けます。

その木の動きを予想し、金属製のボルトは使わず、適材適所に木栓を入れ動きを抑えます。

40cm以上もある、曲がりくねった丸太の表と裏に開けるほぞ穴の位置をバッチリ合わせるなんて、常人には想像もつきませんが、それを頭の中でイメージしながら墨を打つ棟梁。

昨今当たり前になったプレカットの構造体を組む大工さんはやらない(出来ない)過去から伝承されてきた仕事・技です。

そういった今は見れることが少なくなった大工さんの匠の技。

これからも住まいづくりコラム内でご紹介して参ります。

アカマツ(マツ科マツ属の常緑針葉樹)

特 徴

辺心材の境界はやや不明瞭で、辺材は淡い黄白色、

心材は黄色を帯びた淡褐色で木目は鮮明。

木質は密で、堅さは中くらい。

加工はしやすく、狂いはあるが、水湿に強く耐久性が高い。

建築材、造作材、土木材、船舶材、バルプ原料、坑木、経木など用途は幅広い。

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