住まいづくりコラム

ライフプランと生命保険の見直し

こんにちは 大阪府交野市で自然素材を使った木の家を建てている 日伸建設の森田です。

先日の住まいづくり勉強会で「一年間の収支計画を立ててみましょう」というお話をしました。

我が家の収支計画を書き出して、固定支出の金額に驚くのではないでしょうか。

中でもビックリするのが『生命保険』です。

ところで、生命保険に加入していますか?

加入する際、各社の商品データを集めて吟味しましたか?

生命保険文化センターが令和元年度に行った『生活保障に関する調査』によると、生命保険に加入している人の割合は、男性が81.1%、女性が82.9%です。

前回(平成28年度)の調査より男性は0.5ポイント、女性は1.6ポイント増加しています。

  ▲生命保険加入率(性別・年齢別)

年代別に見ると、最も加入率が低いのは20歳代で男女ともに60%を下回っています。

一方、最も加入率の高い40歳代は男女平均で90%となっています。

ニューノーマルな時代、何が起こるか分かりません。

文化や風土も予想の出来ないようなアクシデントで大きく変わるので無理もありません。

予期せぬ出来事に備えるという、日本人の真面目気質が表れています。

かくいう私も、返済比率の高い住宅ローンを借り、死亡時数千万の終身保険に掛け金を払い続けました(笑)

そんな状況下でありながら、子供を私学の中学に入学させて・・・という“しくじり先生”な訳です。

私の話は説得力あります(笑)が、このくらいにしておきます(汗)また別の機会で。

住宅を購入する時点で、しっかりとライフプランを立てていれば・・・と後悔しています。

こうならない様に必要額を把握しましょう。

住宅ローンを無理なく返済するために欠かせないのが、返済期間中の収支を把握すること。

それさえ出来ていれば不安はありません。

初めてライフプランを立てて、生命保険の呪縛から解放されるのです。

どの時期にどれだけの保障が必要か把握できていれば、営業マンに惑わされることはありません。

支払額は必要最低限で済むので、家計の無駄も防げます。

ちなみに、NRI(野村総合研究所)の調査によると、生命保険加入前にライフプランを実施した人の割合は7%で、そのうち専門家に作成してもらった人は3%。残り4%は自分で作成しているそうです。

生命保険文化センターによると、自分自身や家族の将来について考え、そのための経済的な準備をしている人(=生活設計を立てている人)の割合は38.0%にすぎず、生活設計を立てていない人は54.8%に上るそうです。

無理の無い家づくり予算を導き、無理の無い返済計画を立てるには、ライフプランの作成は必須でしょう。

ご家族一人一人の様々な可能性をシミュレーションする必要があります。

それは、無駄な出費の削減にも役立ちます。

まずは一年間の収支計画を立ててみましょう。

それを参考に、今後数十年間のライフプランを作成してみませんか。

最後にワンポイントアドバイス。

ライフプランを相談するなら多少お金が掛かっても「独立系ファイナンシャルプランナー(FP)」を頼ってください。

ハウスメーカーや総合展示場のFP無料相談だけは避けること。

理由はお分かりですよね。

あなたの懐具合が住宅営業に筒抜けになるか、保険の切り替えのカモになるだけですから。

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