住まいづくりコラム

柿を食えば思い出すなり

雑談

こんにちは、交野市・枚方市・寝屋川市を中心に自然素材を使った木の家を建てている、日伸建設の森田です。

朝晩はかなり冷えてきました。

今日は防寒具を着込んで交野市神宮寺、寺の古民家へポスティングにでました。

前にもお話しましたが、関西創価高校を超えたあたりに果樹園があり甘柿を販売してますが、農園に焚火の様子が見ましたのでそろそろ終わりかなと思い、500円のを一袋購入。

横にあった「訳あり」100円も一袋もらいました。

サイズが不揃いや見た目、熟柿という事ですが、ランチの時に一つ味見したら。サイコーに甘い!

柿好きを唸らせる一品でした。

硬めの柿も熟柿もすきですが、自分はこの中間の少し柔らかくなったのがたまらなく好きでして、色が赤身を帯びた橙色そんな感じの熟れ具合でした。

話は変わりますが、柿と言えば石田三成の逸話を思い出します。

チョイ長めですが書き残したいと思います。

松下幸之助翁著 指導者の条件(PHP)より。

 

 関ヶ原の合戦に敗れた石田三成が捕えられ、家康のところへ送られてきた。

その時に家康の家臣本多正純が三成に、「戦に負けたのに、自害もせずに、おめおめと捕えられてくるなどとは、武将の心がまえに欠けるではないか」といった。

すると三成は、「人手にかからないように切腹するというのは、雑兵のすることだ。ほんとうの大将は軽々に命を捨てずに最後まで諦めず再起をはかるものだ」と答えたという。

あるいは、斬首の直前に柿をすすめられ、体に毒だからとことわったところ、みなが笑ったので、「大義を思う者は首を切られる直前までも命を大事にして、本望を達することを心がけるものだ」といったともいわれている。

 三成が家康を相手に戦を起こしたこと、またその戦いの進め方などについては、昔から是非いろいろに論ぜられているようである。

しかしこのように最後の最後まで諦めたり志を捨てることのない態度には、非常に学ぶべきものがあるように思う。

三成自身も正純にいっているのだが、その昔伊豆に平家打倒の兵を起こした源頼朝は、緒戦に惨敗し、一命も危ういところを朽木の洞穴に身をひそめて、辛うじて難をのがれ、のち再び兵を挙げて今度は首尾よく天下をとったのである。

もし最初の敗戦に「もはやこれまでだ、名もなき者の手に捕われるより……」などと考えて切腹していたら、のちの彼はあり得なかったわけである。

 だから何ごとによらず、志を立てて事を始めたら、少々うまくいかないとか、失敗したというようなことで簡単に諦めてしまってはいけないと思う。

一度や二度の失敗でくじけたり諦めるというような心弱いことでは、ほんとうにものごとをなしとげていくことはできない。

世の中はつねに変化し、流動しているものである。

ひとたびは失敗し、志を得なくても、それにめげず、辛抱強く地道な努力を重ねていくうちに、周囲の情勢が有利に転換して、新たな道がひらけてくるということもあろう。

世にいう失敗の多くは、成功するまでに諦めてしまうところに原因があるように思われる。

 もちろん、ただいたずらに一つのことに頑迷に固執するということではいけない。

あくまで変化に応じ得る柔軟性というものも一面きわめて大切なのはいうまでもない。

しかし、ひとたび大義名分を立て、志を持って事にあたる以上、指導者は、一パーセントでも可能性が残っているかぎり、最後の最後まで諦めてはいけないと思う。

どうです。柿のエピソードですがいいお話でしょう。

今の自分を戒める意味でもいいタイミングでした。

まさに「柿食えば 思い出すなり 石田三成」

結局、ポスティング後に神宮寺の農家さんの露店販売で、キウイ一袋300円、みかん一袋300円 合計1200円の出費~

ぜーんぶ交野市神宮寺産です。

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