住まいづくりコラム

杉の効用 後編

こんにちは森田です。

現在高槻のマンションでは、杉材を使ったリフォーム工事を行っています。

お施主様の御厚意により、12月1週目の土日は完成内覧会を開催致します。

昨日、一昨日に続き今回で最終「杉の効用」について、朝日新聞のbe reportの過去記事から抜粋してお伝えします。

杉と言えば花粉症の代名詞のように扱われ、皆さんはマイナスイメージが強いかも知れません。

しかし最近の研究で、「優れた調湿機能」「空気清浄機能」を持ち、人をリラックスさせる効果が大きいという事が次々と明らかになりました。

杉の香り成分ががん細胞の増殖を抑える可能性を示す研究効果もあり、医療へ応用する研究も期待されています。

発達障害の児童 落ち着いて勉強

大阪の建築会社社長が発案、京都大学名誉教授の川井氏との共同開発で、板目を横切る形に等間隔で5ミリ程度の溝を掘り、木口の表面層を増やした「木口スリット材」という商品をつくりました。

杉を多く使った部屋で暮らすと、病気が軽快した体験から杉の効用に着目し、スリット材を内装に使うリフォームに取り組んでおられます。

アトピー性皮膚炎の1歳女児は「枕元にスリット材を置いたところ湿疹が消えた」。

畳を杉に替えスリット材を壁に張った30代男性は「せきが止まり熟睡できるようになった」と言います。

大阪府在住のMさんは、十数年前から内装は杉が中心になりました。

化学物質過敏症と思われる症状と食物アレルギーが出ていた長男、杉板とスリット材をふんだんに使った家に移った直後、症状が軽快しました。

自身も職場内装が変わって体調を崩しましたが、スリット材を枕元に置き熟睡出来ています。

発達障害のある大阪市内の子供向けの学習塾Nは3年前、床を杉板に替え、壁は腰の高さまで杉の羽目板を張り、一部をスリット材にしました。

教室に入ると杉の香りが漂います。

小学校教員だった代表のTさんは「厳密な比較は出来ない」と前置きした上での話ですが、

「発達障害児の中には、小さな環境の変化や刺激に反応しパニックを起こす子もいるが、この3年、20人の教え子はみな教室で落ち着いて過ごせている。何より、教える私が疲れを感じない」。

以上3回に渡り「杉の効用」をご紹介しました。

製材・加工・鉋掛けした赤杉、この後最終仕上げします

【杉の効用】

・大気汚染物質を吸収・吸着

・優れた調湿・調湿効果

・大きな断熱・保温効果

・香り成分によるリラックス効果

【心身への効果】※内装が杉材の家に住む人の声から

・心を落ち着かせリラックスさせる

・アトピー性皮膚炎が軽快する

・熟睡できる

・抑うつ状態が改善する

杉材の腰壁とシラス壁とのコンビネーション

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