住まいづくりコラム

中古購入の指針・安心R住宅

こんにちは森田です。

昨日は空き家問題の現状を羅列するだけで終わりました。

今日は具体的なお話へ触れたいと思います。

問題になるのは、貸しにも出しておらず、定期的な利用がされていない状態の空き家と昨日は書きましたが、
実際に売家となっている中古住宅自体も、動きが活発ではありません。

これだけ空き家が増えているのに、まだまだ新築が建ち続ける理由として中古住宅の①不安 ②汚い ③わからないという3つのマイナス要素があるからです。

だからと言って中古住宅放置していると、やがて倒壊の危険性が増大し、街の景観は破壊され・不審者、害虫、動物の住みかになってしまいます。

早期解決が必要な問題です。

また、中古…というイメージが悪いので業界では既存住宅と呼ぶように啓蒙しています。

さらにマイナスイメージを払しょくする為、国は「安心R住宅」という制度を2018年に構築しました。

まず不安を安心に、新耐震基準を満たし、既存住宅売買瑕疵保険に加入させるための現場検査(住宅診断士によるインスペクション)で適合判定を受けた住宅であること。

汚いをきれいに、リフォーム工事がされた物件である。若しくは「これくらいの予算でこんなにきれいになる」というリフォーム提案書付き。

わからないをわかりやすいへ。
建築確認申請書・設計図書・メンテナンス履歴等、有る・無し・不明を公開。情報が開示されていてわかりやすい。

令和3年度予算案に閣議決議された「こどもみらい住宅支援事業」の中にも、安心R住宅を購入してリフォームすると上限45万円/1戸の補助金が貰えるという事になりました。(子育て・若者世帯夫婦以外が対象)

既存住宅にマイナスイメージをお持ちの方は、是非「安心R住宅」をお探しください。

国が定めた「安心R住宅」という標章(ロゴ)が広告や宣伝に掲載されています。

安心R住宅のロゴ

既存住宅の市場が活性化することを望みます。

大阪府ブログランキング参加中 バナーをぽちっとクリックお願いします。

→ 
大阪府ランキング

アクセス
TEL
お問い合わせ