住まいづくりコラム

ニューノーマルな時代とIot住宅

こんにちは森田です。

最近Zoomを使ったWebセミナーが多くなりました。

以前の様に大阪市内の会場に集めてという形ではないので有難く思います。

運営側も施設費、人件費、事務経費等が掛からないからなのか、セミナーの開催される回数も多いように感じます。

昨年のグリーン住宅ポイント申請を担当しましたが、、国の補助金などの書類のやり取りもWeb経由が多くなりました。。

新型コロナウイルスの蔓延が続き、「ニューノーマル」な生活様式が定着し始めています。

「ニューノーマル」とは「社会に大きな変化が起こり、変化が起こる以前とは同じ姿に戻ることができず、新たな常識が定着すること」で「新常態」とも呼ぶようです。

新型コロナウイルス感染症が世界中へ拡大したことで、ニューノーマル時代が到来しました。

感染リスクを低減するため、人との接触機会を減らすことやソーシャルディスタンスを保つことなど、生活に大きな変化が求められています。

多くの方の働き方も大きく変わり、満員電車に揺られて都心部に通勤していたルーティーンがテレワークへ。

また営業手法も一部では、対面スタイルからリモート営業(オンライン商談)に移行されてきました。

我々の業界で身近に感じる事は、設備建材メーカーのショールーム移転、閉鎖、集約です。

ショールームは感染防止のために人数制限、時間制限を設けています。

住宅関連は影響が少なく比較的好調なので来場希望者は多いのですが、中々来場出来る日程調整に時間が掛かっている様子です。

そんな影響もあるのか、パナソニックは3月からショールームをグランフロント大阪から以前の大阪ビジネスパークに移転。

移転後は灯り・照明はショールームから撤退し、受け皿はWebのバーチャルショールームとのこと。

LIXILも枚方ショールームが3月に閉鎖になり箕面に集約。

営業の拠点であったメーカーショールームも来場型の施設は縮小傾向に。

といった具合に、新型コロナウイルスの蔓延が続き、「ニューノーマル」な生活様式が定着し始めてきました。

住宅内にも、プライベート空間としてだけでなく、「仕事の場」「療養の場」など、従来はあまり意識されていなかった機能が必要になってきました。

一方で、高齢者や障がい者の自立支援、健康管理といったテーマに加え、子育て支援や防災など、新しい社会課題への対応も求められ、IoT次世代住宅が果たす役割はますます大きくなっていくと予想。

ではニューノーマルな時代に役立つIot住宅とは・・・

IoTとは「Internet of Things」の略で、日本語に直訳すると「モノのインターネット」となり、さまざまなモノをインターネットでつなぐことを意味します。

IoT住宅とは、このようなIoT技術やIoT機器を取り入れた住宅のこと。

これまでにない快適な暮らしが実現するそうです。

各メーカーさんがIOT住宅のイメージを伝えています。

忙しい朝の時間帯に一つ一つこなしていたルーティンは、IoTの活用によりすっかり様変わり。

起床前に窓のシャッターが自動で開き、起床後はベッドの上からスマートフォン一つで、エアコンや照明、空気清浄機の電源を入れて、操作することが可能となります。

もしうっかり機器の電源を切り忘れたまま家を出てしまっても、スマートフォンから電源をオフに。

IoT住宅で過ごす朝のひとときは、これまでにない快適さと余裕に満ちているでしょう(パナソニックのホームページより)。

帰宅した瞬間から快適な部屋だったら…」「玄関の鍵のかけ忘れが気になる…」「不在中もマイホームをモニタリングしたい」など、住まいの「こうだったらいいな」はたくさんあります。

Life AssistでIoT化した様々な機器がつながれば、家の状態確認や遠隔操作が可能に。操作の手間も最低限、ひとつのアプリで一括管理できます。

LIXILカタログより

子供の頃見た漫画の「未来のお家」のようですね。

便利さを引き換えに、人間がどんどん退化していくように感じるのは自分だけでしょうか。

便利さに依存、執着する事の危険性も少し・・・

とは言いつつ2月中頃日経BP社主催、国土交通省協力のIot住宅のセミナーに参加します。

アンテナを高くし、国や住宅設備メーカーが考える次世代住宅について、しっかりと学んだことをまたフィードバックさせて頂きます。

新しさを知ることにより古きものの良さを知る事が大切だと思います。

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最後に内容と関係ありませんが、昨日の作業場です。

手作り、自然の無垢材を見て心和んで下さい。

手作業で本棚を製作中の二宮大工

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