住まいづくりコラム

お家の資産価値

こんにちは森田です。

家族が幸せに暮らすマイホーム。

お家としての価値はいつまでも保っておきたいものです。

終の棲家と思って住んでいるお家も、子供の成長、独立等、家族のライフステージが変わればいつかは手放すという事も有るはずです。

我が子に譲るつもりでいても、子供さんが結婚し既に持ち家を所有しておれば、その思いは叶いません。

奥さんの親からも相続し、ご夫婦の実家が二軒共余ってしまう、そのようなケースは現在問題になっている「空き家問題」の一つでしょう。

不要ならすぐに売却できればよいのでしょうが…。

売却するにも不便な場所、アップダウンが激しい、侵入路が狭い、家の劣化が激しい等で簡単に売却できないという事もあるのが現状です。

いざ手放す時に、すぐに買い手が付く売りやすい家は資産価値が高いと言えます。

そこで今日は、「お家の資産価値」についてお話しします。

世間で言われている日本の住宅の平均寿命は約26年。

建物としての資産価値は、わずか15年でゼロになります。

ところが、住宅ローンは期間めいっぱいの35年で組まれている方が大半です。

と言うことは、売却どころか売るに売れない持家は負債になっている訳です。

バブル時代に開発された、都心から離れた不便で暮らしにくい造成地なら、タダでもいらないという物件もあるくらいです。

では、お家の資産価値を落とさないためにはどうすればいいでしょうか。

まずは、誰もが欲しくなる土地を選ぶこと、そして、誰もが住みたいと思う家を建てることです。

 

わずか15坪ながら条件を満たした購入予定の土地 真南向き

具体的には、「駅が近い」「学校が近い」「買い物が便利」「病院が近い」「銀行が近い」など、生活の便がいい土地。

建物の外観の色は街並みに溶け込んだ色合いで、シンプルで飽きの来ないデザインが良いです。

そういう家は35年たっても資産価値が高く買い手は容易に付くはずです。

間取りも突拍子もないものでない方が無難。

場所や建物によってはほとんど建築時から目減りしない場合もあります。

最近、長期優良住宅を選択する人が増えています。

国も住宅の長寿命化を支援しており、減税や補助金等の優遇措置等があります。

但し長期優良住宅といっても、メンテナンスフリーではありません。

建物の寿命を延ばす為に、定期メンテナンスがしやすい仕様、対策がされているお家です。

メンテナンス記録を残し(家歴書)、新築時に提出した計画通り行っている事により長期優良住宅として評価されます。

ただ、建材メーカーが作った合板、シート張りの内装建材などの経年劣化は時間と共に顕著になるでしょう。

一方、自然素材や無垢材は経年変化を続けながら、木材となっても木は生き続けていますので、工業製品との違いを感じて頂けます。

当然、一般的な住宅より初期費用は増えますが、お家の資産価値観点から見ても自然素材は、良い選択肢だと言えると思います。

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菅村棟梁 施工・管理 奈良市二名の家

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