住まいづくりコラム

Co2排出だけじゃない、国のエネルギー需要

こんにちは森田です。

こどもみらい住宅支援事業が始まりました。(国税から予算額542億円を投入)

この事業の観点は、子育て支援及び2050年カーボンニュートラルの実現という2本が柱になっています。

新築に関しては、子育て世帯や若者夫婦世帯が取得する一定性能を満たす住宅が対象という事で、私のようなミドル世代は対象外になります。

方やリフォームに関しては、世帯を問わず対象になっている工事が対象です。

高い省エネ性能を持つ新築住宅の取得住宅の省エネリフォームに対して補助するのが狙い。

子育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減既存住宅の省エネ性能を高めるという2つの目的を満たすための事業となります。

こどもみらい住宅支援事業のホームページ

省エネ改修工事に一番効果的なのは「内窓」の設置です。

内窓LIXILインプラス 
・冬場の寒さによる暖房での灯油、電気、ガス代、使用量・Co2の削減。

・夏場のエアコンの効きを効果的にすることによる電気代、使用量・Co2の削減。

カーボンニュートラルとは関係ありませんが、騒音、防犯性向上、医療費削減の効果もあり。

補助金を利用できる間に是非。

お財布にも地球環境にも、そしてあなたの健康にも優しい。

まずはチャンスを活かしてください。

これから電気代はどんどん値上がりするのは間違えありません。

安い深夜電力の源は原発でした。

現在国内の原発の台数は57基、うち現在稼働しているのは8基。

主力はCo2を大量に発生させている火力発電です。

下の図は我が国の電源構成(発電のためのエネルギー源)の推移です。

元々石油を原料とした火力発電だったのが(左上)原子力にシフトチェンジ(右上)安価な深夜電力を担いでオール電化が加速しました。

私も当時はオール電化住宅を推進していました。

そこから2011年東日本大震災の大災害をきっかけに原発が停止し利用が激減。

今はLPガスを中心とした火力発電に。(真ん中下)

日本のCO2削減目標は相当厳しくなりました。

主力のLPGを輸入している国です。

オーストラリア、アラブ諸国に依存。

私たちが必死に働いて稼いだお金が、産油国等に流れて行っている現状。

長期休日を取り、庭の広い大きな家に住んで優雅に暮らしているオーストラリアやアラブの国々。

背景はこのエネルギー需給の格差なんでしょうね。

少しでも省エネを進めないと我々の暮らしはどんどん厳しくなります。

何度も言いますが、まずは補助金を使って効果的な窓の改修を。

CO2削減を背景にゼロカーボンをアピールしたこんなCMが流れ始めました・・・(汗)

さて、話題は日伸建設に変わりますが、次の現場で使用する桧(ヒノキ)材が第一作業場に納品されました。

大工さん方が電気ホイスト(重量物をモーターを使い持ち上げる装置)を使い俊敏な動きで材料を降して行きます。

作業場は桧の香りで一杯です。

極力土にかえる自然素材で高断熱住宅、地球環境と健康に良い家を建て続けています。

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