住まいづくりコラム

アレルギーと住宅を考える会 北大阪支部

こんにちは森田です。

本日、アレルギーと住宅を考える会の会長の川田季彦さんに入会を認めて頂きました。

日伸建設はアレルギーと住宅を考える会北大阪支部になりました。

元々菅村棟梁、田中棟梁共に川田さんに考え方に共感し、ご著書も読んでいました。

川田会長のご著書

昨今の住宅に多い防湿型住宅ではなく、透湿型住宅を日伸も推奨しております。

さらっとだけお話させてもらいます。

防湿型とは内断熱(充填断熱工法)と外断熱(外張り断熱工法)があります。

※ここでは分かりやすい様に内断熱、外断熱と呼びます。

ここでは内断熱の説明をしますが、天井又は屋根、外壁、床に断熱材を入れ隙間なく覆います。

内断熱(充填断熱工法)

内側に気密シート(ビニール)を張るのが防湿工法です。

室内で発生した水蒸気が天井裏や壁内で結露しないように、隙間なく張ります。

この工法では密閉したビニールの中で暮すことになります。

密閉された空間の中、新建材の化学物質が蔓延するので、シックハウス防止のため建築基準法で換気計算と24時間換気設置の義務があります。

換気扇を回すと化学物質と共に水蒸気も換気扇で放出されます。

気密性の高い住宅は過乾燥になりハウスダスト、アレルギーが発生、仕方なく加湿器が必要となります。

加湿器が不衛生だとカビ、それを餌にするダニ、ダニの死骸にカビ・・・負の連鎖です。

一方、透湿工法では水蒸気を通過させる無垢材、土あるいは和紙を使用。

断熱材には天然系の素材を使います。

透湿工法は結露が生じず、調湿効果に優れています。

分かりやすく言えば、水分は通さないけど水蒸気は通す、スキーウェアのような家です。

それが日伸建設の目指す「深呼吸する家」です。

大分説明を端折りましたがこのようなコンセプトがベースになります。

健康は住環境で決まります!

高度成長期以降、工業化された住宅の普及と共に、アレルギー、シックハウス、化学物質過敏症などの現代病が増加しています。

利益至上主義の住宅政策と住宅業界が様々な問題を生み出しています。

それでも、アレルギーなどと住宅の関係の解明は曖昧にされ、解明が進んでいません。

当会では、自然の力を生かし、健康最優先の家づくりを取り戻し、それを普及することを使命としています。

 当会は、自然素材を用い、自然の力を生かした住宅に住むことによって、人が本来持つ自然治癒力が素直に発揮できるという考え方を基本としています。

           アレルギーと住宅を考える会ホームページより

今日の作業場 アカマツ丸太手刻み

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