住まいづくりコラム

深刻なコロナの影響と世界情勢の影響

こんにちは こんにちは 大阪府交野市で自然素材中心の木の家を建てている日伸建設の森田です。

業界は違いますがこのニュース。

実はオンワード樫山は私森田が、新卒で入社したご縁のある会社です。

自分はアメリカンフットボール採用で、チームはライスボウルを制し日本一になった強豪でした。

当時は話題になったBOØWYの“LAST GIGS”での衣装をライセンス契約していた、ジャンポールゴルチエのステージ衣装を提供、その後は右肩上がりで成長を続け絶頂期がしばらく続きました。

2015年のアパレルメーカー売上ランキングは4位でした。

バブル崩壊の影響が続き、ライバル会社のレナウンは倒産、アメリカンフットボール部も業績悪化で2008年に解散。

満員の東京ドーム、オンワード樫山アメリカンフットボール部全盛期の頃

その中でのコロナショックは本業のアパレルに加え、旅行、リゾート事業にも大打撃です。

私が勤務していたのは本社ではなく港区芝浦でしたが、平成二年(1995年〉バブルが始まる直前の東京はきらびやかでした。

何しろアパレル売上のダントツ1位はユニクロ(ファーストリティリング)2位がしまむらですから、アパレルも厳しいですね。

逆にバブル崩壊後も海外のホテルを維持し続けたのは凄いなあと思いました。

しかし経営悪化の施設を吸収し、拡大を続ける星野リゾートは凄い会社ですね。

血を血で洗うようなレッドオーシャンの市場には一線を引いているからでしょうか。

衣食住の業種に限らず栄枯盛衰があらわれています。

今までの生活が一転し、それが新たな常識として定着する。

まさにニューノーマルな時代であると言えます。

さて、建築業界に目を向けてみると、資材不足、原油・原材料高騰、人手不足・人件費高騰とネガティブな情報が溢れています。

何でも新規建売住宅は販売価格の平均が200万円上がっているそう。

今までが安すぎた共言われていますが、これも時間が過ぎても下がる事はなさそう、ニューノーマルでしょうね。

ローコスト住宅を支え続けた、集成材、合板用のロシア産の針葉樹、化石燃料がウクライナ侵攻による経済制裁でさらに入荷が絶望的に。

この4月から住設・建材メーカーは一律10~20%値上げ。

さらに資材不足、価格高騰に拍車が掛かりますね。

これでローコストビルダーが支えてきた、ターゲットの子育て世代の住宅購入が厳しくなりました。

「買える、20代のイエー」なんてCMも流れていましたね。

生々しい話ですが専門家の予測では、この様なアクシデントでも上級層は変わらず、但し中級層はローコストにランクダウンするでしょうと。

今迄ローコストランクのユーザーさんは、資金的に新築を諦めるしかないと予想します。

そうなると、増大する空き家に追い風が吹くかも。

中古流通が活発化する・・・かもですね。

インスペクション、安心R住宅が注目されるようになれば良いですね。

◎近畿エリア・大阪府ブログランキングに参加しています。
皆さんの1クリック(1票)で順位が決まりますので、読まれた後は、
大阪府人気ブログランキング
のボタン↓を是非クリックしてください。
→ 
大阪府ランキング

ご協力、ありがとうございます 。   

※日伸建設の住所が、交野市森南3-5-2から3-5-4に変わりました 

アクセス
TEL
お問い合わせ