住まいづくりコラム

23年前の高気密高断熱住宅に住むことになりました

住まいづくりコラム森田です。

先月から23年前に建った「高気密高断熱住宅」に引越しました。

叔父と叔母の持ち家なのですが、高齢で施設に入る事になり家守りとして住むことになったのです。

高気密高断熱住宅とは、読んで字の如く普通のお家より「高断熱仕様」。

当時一般的な住宅は50㎜程度の薄いグラスウールが普通でしたが、この家は高性能なウレタン断熱材を使用しています。

そして「高気密」ということで、隙間がほとんどないと言っても良いくらい。

今のようにLow-Eガラスではありませんが、サッシも気密の高く厚みのあるシャノン製でペアガラスです。

寒い冬でもエアコンだけで十分温かく過ごせるのが魅力。

この手の住宅はきちっと気密がとれているか施工品質を検証する為に「気密検査」を受けるのが普通。

設定通りの値が出ていればOK,正しい施工という訳です。

ただ隙間が無いという事は、壁の穴あけや開口部には非常にシビアで、配管の穴やコンセント、スイッチからも風が入らない状態ですので「換気システム」を採用します。

窓開けての換気ではなく、システムで吸気と排気が行われるシステムが必要です。

設計時点で換気計算を行い、部屋の容量にあった適正なシステムを設置するのです。

今はシックハウスの問題から24時間換気は必須になっていますが、当時はそんな規制も厳しくはありませんでした。

建材に含まれるホルムアルデヒド等の化学物資の排出基準もかなり甘かった時代でした。

そんな時代だった20世紀の最後に建った家ですが、今の家と変わらない仕様で建てているのは凄いですね。

断熱気密基準が高いので電気代が控えめなエコハウスな訳です。

ここまでの話しでは最高の家・・・なんですが住み始めて気付く「高気密高断熱」住宅の欠点がボロボロ出てきました。

家づくりや仕様選びにも重要なポイントがそこにあります。

まだお正月期間ですので短めにしておきます。

この続きはまた明日お話します。では。

 
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