屋根や壁が出来上がってくれば、いよいよ建物の内部の造作(内装)工事にかかっていきます。
生活する空間が徐々にはっきりと分かるようになってくる工程です。
床や壁が貼られ、今まで図面からイメージしていた家の内部構造が徐々に目の前に形づくられてきます。
お施主様にとっても創造の世界が現実になりつつある工程で、とてもワクワクする時期です。
他にも、設備機器・建具・電気・給排水などなど様々な業者が入ってきて工事を行い、キッチンやトイレ、風呂も設置されて生活環境が見えてきます。
もちろん、床材は無垢材、壁材は珪藻土などの自然素材をお勧めしています。
目にも眩しい木の色で埋め尽くされ、木の香りが部屋の中を充満してくると完成まであともう少しです。
終盤になってきますと、手すりやカウンターなどの造作も多くなってきます。
大工は、お施主様の年齢や好みなどに合わせて、どのようにすれば住み心地が良くなるのかを考えながら仕事をしています。
お客様に喜んでもらえることで、それがまた仕事の糧になってお客様を喜ばせたくなります。
しかし、この頃は、何ヶ月も手がけてきた家ともお別れが近づいてきて、少し複雑な気持ちになるんです。
大工見習い募集中
菅村、田中両棟梁から基本技術を学び、木や自然素材を加工できるように指導いたします。
作業場にて墨付け、手刻み加工が行えるようになり、最終的には建築全体を理解して棟梁を目指しませんか?
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