大工が手刻みで建てる新築・リフォーム

お施主様の想いに寄り添う
ために技術にこだわる

近頃、多くの住宅会社では、工場生産の技術の進歩に伴い、現場での難しい大工仕事が必要とされなくなり、短期間で家が建てられる時代になりました。かつて当たり前に行われた手作業にこだわる我々のような大工は、ある意味、絶滅危惧種かもしれません。

日伸建設は、丹精込めて木の加工技術をふんだんに使った昔ながらの家づくりを得意としています。しかし、住まう人にも好みがあり、こだわりのポイントは様々です。大工の一方的な想いだけでつくっていては、お施主様にとって住み良い家はできません。やはり、最終的にはお施主様の想いに寄り添って、それを直に受け止め、生涯にわたって住み続ける家に反映させたいという想いが強いからこそ技術にこだわるのです。
つまりは、技術があれば良い家が建つという訳ではなく、想いをカタチにするために技術が必要だということなのです。

大工と一緒に建てる家とは

日伸建設では、お施主様と施工する大工がお互いの顔を見て、しっかりと信頼関係を築くということを、何よりも重要なことだと考えています。

建築の最中に、現場でお施主様のご要望を反映して仕様を変えてしまうことが結構あるのですが、それは、お施主様と我々大工がしっかり対話ができているから可能となります。
設計、営業、大工と役割がきっちり分かれているとそう簡単に変更できないのが当たり前だと思いますが、大工と一緒に建てる日伸の家づくりでは、打ち合わせ、施工計画、積算、現場管理、施工とすべての工務に大工が携わっているから、現場で即決して変更が可能なのです。

また、お施主様のほうで事前にイメージができず、実際に見てみないと決められないこともあります。そんな時は、ある程度出来上がってきてから現場で決めてもらうということもよくあります。「ここはこんな感じに出来ますけど、どうしますか」と、こちらから提案したり、逆にお施主様から「こんな感じに出来ませんか？」と、要望をいただいたりして、その場でお施主様の意見を反映させることで、より納得できる家づくりができるようになります。お施主様にとって最高の家を建てることが大工としてのプライドであり、そこに妥協はしません。