大阪府交野市・新築一戸建て
大工: 菅村 淳
M様との出会いのきっかけは銀行さんからのご紹介でした。 M様と日伸建設がお付き合いしている銀行が同じで、そこの行員さんから「お客様で家を建てたいとお考えの方がいらっしゃいまして、ぜひ棟梁をご紹介したいんですが」と連絡いただきました。 その日のうちにM様と連絡を取り合い、後日会ってみますと、以前付き合いのあった建築会社の親戚の方で、お互いに驚くと同時に何かご縁を感じたことを覚えています。 これは後で聞かされた話ですが、初めてお会いしたこの時に、日伸建設で家を建てることを決めていたそうです。 というのも、奥様の亡くなったお父様がとても頑固な方だったそうなんですが、棟梁と雰囲気がそっくりだったとのこと。 棟梁の顔を見た瞬間に『この人なら良い家を建ててくれるはず!』と信じて心に決めていたんだとか。 本当にご縁というのは不思議なものですね。 そんなご縁で新築させていただいたM様に、日伸建設からプレゼントさせていただいたものがあります。 それは写真ギャラリーにも掲載している“祠(ほこら)”です。 以前からあった祠は、お祖父様がつくったものらしく、かなり傷んでいて再生不能な状態でした。 人が住んでいる家が新しくなるのに、傷んだままの祠ではお地蔵様が気の毒になり、日伸建設の若手大工が腕によりをかけて新しい祠を製作させてもらいました。 このサプライズには、M様も大変喜んでいただき、お披露目の際には、拍手と素敵な笑顔を見せていただきました。