込み栓
早いこと梅雨入りした思いましたら、案外とカラカラの梅雨で助かります。
はい、ほんでタイトルの込み栓ってなんぞ?って事で百聞は一見にしかず
これが込み栓という物ですが、まだ分かりにくいですな、一見ただの木の棒やし。
まぁこの込み栓を何に使うか言いますと、柱と土台や梁を繋ぐ為に使います。
このちょぼっと出たこいつです。この写真は柱と梁を繋いだ写真です。
柱には土台や梁に差し込む為の[ホゾ]と言われる部分がありまして
それを土台や梁にあけたホゾ穴に差し込む、そしてささった状態で込み栓を打ち込みますと、込み栓がカンヌキの役割をして抜け無い
といった構造になります。
只今手刻み中のお家にも多く取り入れてます。
現在の建物は柱と土台や梁を繋ぐのは専ら構造金物を取り付けるのが、主流です。
ですが、木材本来の粘り強さを活かす為には木材同士を加工し組み合わせる[木組み]がとても大切な事だと考えています。
込み栓もそんな[木組み]の部材の一部です。
柱のホゾの事や木組みについては、またの機会に
でわでわ