お施主様の声 | 交野市妙見東S様

自然の空気に包まれた贅沢な暮らし

日伸建設で家づくりをすることになったいきさつをお聞かせください

実は私、この家を建てる4年前に新築マンションを購入していたんです。
だから、家づくりしようなんて全く思っていませんでした。
駅の近くで便利でしたが、電車の音がうるさくて、住み心地は決して良くはありませんでした。

また、昔から自然に関することには興味があって、森を整備するボランティアに参加したり、里山を昔の風景に戻す活動に参加したりしていました。
そんなんですから、以前から日伸建設の作業場の前を通りかかる度に、その存在が気にはなっていました。

ある日、棟梁が作業場で何か作っているところを通りかかり、思い切って声をかけてみました。
すると、ティッシュBOXを作っているということで、少し話をしていると気さくにも今作っているBOXをくれました。それが棟梁との出会いです。

それからちょこちょこと作業場で棟梁と話をすることがあり、木や森のこと、家のことなどなど、色んな話を聞かせてくれました。
忙しいにも関わらず付き合ってくれ、2時間ほど話し込むこともありましたね。

やっぱりこうして棟梁と出会ってしまい、話を聞いてしまうと自然素材の家に住みたいという思いが強くなってくるものです。
マンションはベランダ側からは風が入ってきますが、玄関側に風が抜けないので、風通しが非常に悪く、夏は暑くて蒸し風呂状態でした。
もともとエアコンが好きではないので、できるだけ我慢してつけずに生活していたのですが、暑いのと太陽光が入ってこずに暗いのとでストレスを感じる生活でしたから、余計に健康住宅への憧れは強くなっていきました。

そこで、中古物件でも購入して日伸建設さんにリフォームしてもらおうと決心し、何軒か適当な物件を見つけましたが、あまりパッとせず、どこかにいい物件がないかなぁと根気よく探していたら、今のこの場所を見つけたんです。
玄関まで階段を上がらないといけないのが気にかかりましたが、庭もある程度広くて、自然がすぐそばにあって静かな環境がとても気に入って、ここに決めました。
あとは、家のリフォームですが、鉄骨造の築30~40年の家で棟梁に相談すると、やはり色々と手直ししないといけないところも多くて、結構リフォーム代もかかるとのことでした。

少し迷ったんですが、具体的に話を聞いていると、驚くような値段でもなくて建て替えできるとのことで、ちょっと頑張ったら手が届くような感じでしたので、夢であった自然素材に囲まれた生活を手に入れる価値と比べれば安いものだということで、新築することにしました。

家を建てる時の話を聞かせてください

いざ、新築するとなったら、あとは思い描いた生活を夢見て、張り切って素人なりに間取り図なんかを描いたりして、棟梁と話をしました。
何度となく打ち合わせを重ね、要望を聞いてもらいましたが、棟梁は納得のいくまで付き合ってくれました。
棟梁の木に関する深い知識に感心するのはもちろんのこと、風の通り道についてや家事の動線についても色んなことを聞かせてくれましたが、今となってみれば、あの時の一言ひとことが、そういうことだったのかと納得している毎日です。

あと、何軒か建てた家を見せてもらい、棟梁から話を聞いていたので、日伸建設で建てる家はハウスメーカーのようにモデルハウスがあって、それと同じ家を建てるのではなくて、住む人に合わせて、若い人には若い人が生活する家を、私たちみたいな年代の夫婦にはそれに合った家を建ててくれることは分かっていました。
だから、今回、自分が建てる家はどんな家になるのか楽しみで仕方がなかったですね。

それと、強く思っていたのが、日本の木を使いたいということです。
日本の環境で育った木が日本の家には一番良いということに確信を持っていました。
だから、材料選びには、長野県まで一緒に行きましたし、そこで赤松の伐採を見学させてもらい、この木が家を支える材料になるのかと思うと、一つひとつの家の素材に対して心から愛着を感じるものです。

その後も、作業場に足繁く通わせてもらいましたし、棟上げ後は、現場にも通いましたが、棟梁をはじめ大工の皆さんはいつでも相手をしてくれ、家づくりの一部始終を見せてくれました。
だから、この家はどこにどんな材料が使われていてどうやって出来た家なのか全部知っています。
それは施主にとっては何とも言えない安心感となりますね。

最近、野菜などは生産者の顔が見えるように表示されることが多くなりましたが、衣食住の中でも“住”に関しては一生で一番の買い物であるとっても大事なものですので、同じように誰が建てたのかは本当に重要なことなんだと思うんです。
人任せではなくて、自分の家がどんな家なのか知っているということは非情に大事なことだし、施主もそうやって汗をかいて家づくりに参加しないといけないなと思いました。
やっぱりそうやって建てた家は愛着の度合いが全く違いますね。

予算的にはやはり少し高くつきましたが、そこはこちらの希望する暮らし方や使ってほしい材料などを聞いてくれ、棟梁の豊富な知識と知恵で、いかにコストを下げながらも満足度の高い仕上がりにするのか考えてくれます。
こちらの希望通り、風呂にはヒバの木を使ってくれて、妻と二人でとても喜んでいます。
そういうコストダウンの知恵も、やはり棟梁にしか出来ない職人の技なんでしょうね。

健康住宅に住んでみてどうですか?

思い描いていたとおり、本当に快適です。
自然の木に囲まれた家の中も最高ですし、また、この庭から眺める景色は何とも言えません。ここから聞こえる自然の声は心を癒してくれます。
なんだか、子どもの頃の遠い記憶が呼び戻された気がするんですよね。昔の人たちはこうやって自然と一体となって生活していたんだなぁと肌で感じるんです。そんな時代のDNAが今の私たちにも受け継がれているのかなぁと思います。
いろんな感覚が研ぎ澄まされて、五感で感じることが出来る家といった感じでしょうか。

家の中では、とにかく裸足で歩くのが気持ちいいです!
和室に関しても、マンションの時は下がコンクリートなんで硬い感じがありましたが、この家はちゃんと木で組んでいますので、座っていても柔らかさを感じます。
こだわった畳もとっても心地いいですね。大満足です!

あと、この大きな吹き抜けが一番のお気に入りで、部屋はいくつかに分かれていますが、この吹き抜けと間取りの取り方で、この家の中の空間が一つにつながっているような感じがします。これも棟梁の計算通りですね。
とにかく木はずっと眺めていても飽きることがありません。
飽きるどころか、この木達がこれから年数を重ねるごとにまた違った味わいに変化していくと思うと、それを考えるだけで楽しみで仕方がないんです。
新築マンションを購入した時は、買ったその時が一番綺麗な状態で、あとは時が経つにつれてあちこち不満が出てきて、落ちていくだけでしたから、大きな違いです。

また、棟梁や大工さん達には本当によくしてもらって、手すりやタオル掛け、トイレのペーパーホルダーに至るまで、細かいところも手の込んだ仕事をしてもらって、まさに値段以上の仕事をしてもらって心から感謝しています。

棟梁からは、「お施主さんが私たちやったから、こういう仕上がりになったんやで。大工がここまでやりたいと思うような関係が築けたから、この家ができたんや。」とおっしゃっていただきました。
こちらからは、素人なりに一所懸命思ったことを伝えただけでしたが、細かいところも棟梁が拾ってくれてイメージ通りに仕上げてくれました。
無理なことも多少あったこととは思いますが、嫌な顔ひとつせずやってくれたし、こちらからも言いやすいようにしてくれました。
そうやってお互い、いい家をつくりたいという思いが重なってはじめて、こうして満足できる家づくりが出来るんだなぁと本当に感じましたね。
うちはそういう意味では、本当に上手な信頼関係が築けたのかなと思っています。

作業場を通りかかる度に、次の家はどんな家なんやろう?とワクワクして楽しみにしています。
次の家もその次の家も、お施主さんも幸せ、大工さんも幸せ、日伸建設の家に使われた木も幸せな家づくりを続けていってください。

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