効率的な浴室換気
こんにちは 大阪府枚方市・交野市を中心に自然素材・無垢材を生かす家づくりを行う工務店 日伸建設森田です。
お家の中で水回りは、湿気が溜まりやすく、カビが気になる場所ですね。
その中でもお風呂は一番気になるところではないでしょうか。
今日は浴室の「湿気によるカビを防ぐための換気」についてお話します。
普段浴室の換気、皆さんはどうしておられますか?
入浴後は湿気を取るために換気扇を回しますが、そのとき窓と浴室ドアは開ける方がいいのでしょうか?
浴室の換気で大切なのは、全体の空気を回すこと。
そのためには、換気扇を回しているときには、浴室の窓とドアは閉めた方が良いのです。
開けていると湿気が脱衣所の方へ流れ出てしまい、浴室の換気の効率は悪くなります。
浴室のドアの下部にガラリ(ブラインドのような斜めの隙間)があれば、ガラリは開けたままドアを閉めて換気してください。
ガラリ以外は密閉した状態で換気扇を回すのが、浴室の正しい換気法だと言えます。
ガラリがない場合は、ドアを数センチ開けておくと脱衣所に湿気が流れにくくなり、上手に空気を循環させることができます。
換気だけの事を考えれば、換気扇は24時間回し続けたほうが良いです。
電力会社で料金は違うので一概には言えませんが、常に換気扇を回し続けても、ふつうは1ヵ月の電気代は300~400円程度です。
入浴後の短時間しか回さないでいると、浴室にカビが生える可能性は大きくなります。
しかし、エコ意識や電気代の観点からも、ずっと回し続けることに抵抗がある人もいると思います。
もし換気扇を止める場合は、対角線状に2ヵ所以上の窓を開けて換気をすると、効率的に換気できます。
風の道とも言いますが、給気を行う窓を半分程度開け、排気を行う対角線上の窓を全開にしておくと、空気の循環が生まれます。
とは言っても湿気をとる基本は、やはり浴室を閉めて換気扇を回し続けることが一番。
雨の日や外の湿気が高い日は、外からの空気がカビの原因になることもありますので。
換気を行う事プラス、お風呂から上がる時に、使用済のバスタオルで床や浴槽内、壁、浴槽ドア(内面)をサッと拭くだけで、カビは抑えられます。
拭き終わると洗濯機にポイっと。より換気が効率的になりカビ対策になります。
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