住まいづくりコラム

お家防犯、狙いは時間稼ぎ

お家の防犯

こんにちは大阪府交野市の無垢材と自然素材を使った家づくりを行う 日伸建設の森田です。

昨日ワンドアツーロックのお話をしましたが、この考え方がお家の防犯の基本です。

元刑事の折元さんが講演会などでよく言われる事は、「その家の中に確実に大金が分かっていたら多少のリスクは承知でも泥棒は狙ってくる」けれども、実際に忍び込んで見て大金があるか無いか分からないハイリスクローリターンなのが泥棒稼業なので基本危険は避けたいはずです。

捕まると囚人となり「くさい飯を食う」ことになります。

ですから、泥棒が面倒だと思う、侵入するのに時間が掛かる様にする事がポイントです。

リフォーム用玄関ドアリシェント  バールこじ開け犯罪に強い鎌錠風になっています

ワンドアツーロック

 

LIXIL リフォーム用玄関ドア リシェント 採風タイプ 電子錠にも簡単対応します。

上下2ヶ所の鍵が同じ鍵でも、違っていても特に問題は無く、1ヶ所より、2ヶ所また3ヶ所と、泥棒にこの家は面倒だと感じてもらう事で防犯の意味があります。

特に泥棒が狙うのは「人が通れる潜り込めるサイズの窓」です。

複数の鍵が玄関ドアについてあるだけで、そこを狙う確率は低いです。

リスクとゲン担ぎの意味合いもあり、この家は狙わず近所のワンロックの家を狙うというようになるようです。

そういう意味でワンドアツーロック効果を上げるためには、玄関ドア付近の見通しが良い家にすることです。

今は少なくなったピッキングやサムターン回しですが、生垣や目隠しフェンス、壁などで見通しが悪いなら改善した方が良いでしょう。

掃き出し窓周辺もそうですが、泥棒の作業がしやすい外構は通行人に見られるようにオープンにするのが防犯のポイントです。

銃社会のアメリカの住宅はオープン外構が多いのが頷けます。

覗かれるのが不安なら、厚めの例えば遮光カーテン等で視線を防いで下さい。

暗くなるのが嫌なら、以前ご紹介した和紙風の二段シェードを利用してみては。

また勝手口がツーロックの家は少なく、人目に付きにくい位置にある事もあり、特に狙われやすいのでご注意を。

最後に「うちの家は何も取られるものはあらへん」という方が年配に多いですが、日本の家庭にそんな家はほぼありません。

密入国した外国人犯罪者は、まずシャツ、下着、ジャンバー等の衣類や米、カップラーメン等の食料品、家電などを盗みます。

密入国した人が自分のお金で日用品、食料品、衣類を買いそろえると思いますか?

捕まると強制送還される密入国者は、家人と鉢合わせになると高い確率で居直り強盗になります。

「取られるものがないという家はない」

お家の防犯にはご用心ください。

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