住まいづくりコラム

匠の技

飛騨高山の赤松丸太梁

こんにちは森田です。

大工さんがお休みの日曜日。

現在工事中の藤阪元町の新築現場を巡回しました。

建材営業時代、いろいろな所を見てきましたが、清掃が行き届いたきれいな現場です。

天井は表し、大きな飛騨高山産の丸太梁が2本入っています。

飛騨高山の赤松丸太梁

この赤松は棟梁や大工さん方が2月の雪が1m程積もる雪山で伐採してきたもの。

春になると山から降ろして交野市内の作業場まで。

そこで虫がつかないようにすぐに皮を剥いて4~5年はゆっくりと自然乾燥。

含水率を安定させます。

その曲線だらけの赤松丸太に鉋掛けするのは相当高い技術になります。

表面が鏡の様に美しく仕上げます。

飛騨高山の赤松

柱と梁の結合部は木とは異質の金物を使うのが普通ですが、ここは伝統技法の横栓(込み栓)で固定。

菅村大工の匠の技をご覧ください。

飛騨高山の赤松

丸太梁と横梁の取り合いの精度、ピッタリ納まり隙間がありませんね。

飛騨高山の赤松

こんな仕事はなかなか現場では見れなくなりました。

今はどこも生産性重視。

工場の機械でプレカットする木材を使った住宅が圧倒的に多くて。

鉋(カンナ)、鑿(ノミ)は不要で木造住宅が建ちます。

そういった時代に取り残されたかのように、仕事に拘り、材料に拘り、大工道具に拘る。

日伸建設はそんな工務店です。

大半の方は一生に一回の家づくりになると思います。

日伸の大工さんと一緒に家づくりに拘ってみませんか。

「飛騨高山の赤松丸太梁」への2件のフィードバック

  1. チーちゃん より:

    素晴らしい伝統技術ですね。
    木の温もりを感じる
    ステキな家の完成が
    楽しみですね。

  2. Junko より:

    赤松の丸太の梁。。
    凄いですね~!
    うちなんか、どんなふうになってるんだろう?と
    今さらながら、心配になります。
    うちのほうの住宅地は、突貫工事も多かったと
    聞きます。

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