住まいづくりコラム

私の住まい感

東京都の太陽光発電義務化の記事に思う

こんにちは大阪府交野市の無垢材と自然素材を使った家づくりを行う 日伸建設の森田です。

2050年カーボンニュートラルに向かって国や自治体の政策が忙しくなってきました。

地球温暖化問題を解決する為、温室効果ガスを削減させる事に躍起になっている。

気温上昇により北極や南極の氷が解けると海面が上昇し、水没する島もある、また異常気象により砂漠化が拡大し食糧不足・水不足が起きている、こんなお話を耳にすると、「環境」について考えさせられる。

だから具体的な対策をすべきという事で、CO2削減させる実質0へという目標を世界へ発表した日本。

では2050年まで残り何年、何日、何時間。

目標に向けての進捗状況は・・・この状況では達成は無理、じゃあ多少強引でも法律を改正して達成に向けて行動する。

と付け刃的な政策が決められようとしています。

建築業界なら、CO2削減には火力発電中心の化石燃料を削減する為に自然エネルギー、手軽なのは屋根に乗せるた太陽光発電システムとこんな感じですね。

新建ハウジングさんの記事を引用

東京都は5月24日、都のエネルギー環境計画について議論する環境審議会を開き、「環境確保条例」改正案の中間答申をまとめた。この中で、中小規模新築建物に太陽光発電パネルの設置を義務づける方針を明示した。対象は都内への分譲・注文住宅供給が、延床面積で年間2万平方メートル以上の事業者(ハウスメーカーなど)。日照条件などを考慮した義務量(総量)を事業者ごとに設定し、柔軟に対応できる仕組みを整える。

都の新築、太陽光パネル義務化へ 事業者ごとに義務量設定 新建ハウジングDIGITALへ

 

義務化と言っても全棟ではなく、一定規模のビルダー・ハウスメーカーが対象 罰則はなく努力目標とのことでほっとしました。

ただでさえ資材。人件費高騰で高値になった新築戸建て住宅価格に上乗せになり、それを補助する為に都の(国の)助成金は投入されるでしょう。

この太陽光発電、私も随分扱ってきましたが電池の寿命は25年~30年(パワコンなどは10年~15年)大量の寿命を終えた太陽光パネルはどうなるのでしょう。

空き家問題を語る時に、これからは資産価値の高い家を建てて、次の世代に引き継ぐ家を建てましょうと書いていますが、ほとんど発電しなくなった太陽光が屋根に乗ったままのお家は中古住宅toして流通出来るのでしょうか?

大型台風で捲れあがったり雨漏りリスクがあり、明らかにマイナスポイントですよね。

パネルを撤去するには屋根材も寿命なので、足場+屋根葺き替え+パネル架台撤去廃棄処分費が発生、その費用を払える人ばかりじゃないでしょう。

パネル他はリサイクルが出来ると識者が言いますが、それは新製品を作るよりも手間(費用)がかかるはずです。

そこはまた「税金投入」なんでしょうか?無い袖は振れないので、恐らく財源は「環境税」の様な税金が新たに制定されるのだと思います。

結局、具体的な方策、方向性の詳細がきっちりと決まっていないのに、数字の目標だけコミットメントすると無理が必ず発生します。

昔の営業会社に不真面目な営業マンがいました。

自社と得意先の締め日が違うのを悪用し、月の売り上げ目標をクリアするため、空伝票を切って架空の売り上げ計上し、月が替わると赤伝入れて数字を相殺する。

毎月締め日前にそれを繰り返し、決算で上手く立ち回るか、逃げ切れず職場を去る人もいました。

ちょっとニュアンスは違いますが、普段努力もしてなかった人が高い目標をクリアするには無理があるのです。

我が交野市、お隣の枚方市も2050年CO2排出ゼロ宣言しています。

カーボンニュートラルはお祭り、ブームのようですね。まだまだ表明する自治体は増えてくるでしょう。

あなたの都市はどうでしょう。東京の様に無茶であろうとも具体的な政策はあるのでしょうか?」恐らく・・・。

CO2排出実質ゼロ表明自治体(PDF)

数字合わせ、機械設備でCO2を減らすのではなく、我々自身が環境に負荷を掛けない生活をしなければいけないのです。

何処に行くにも燃費の悪い自動車で出向くのをやめて自転車で行動する、そんな意識の積み重ねじゃないですかね。

ちなみに温室効果ガスとは、大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体のことです。

水蒸気、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどが温室効果ガスに該当します。

近年、大気中の濃度を増しているものもあり、地球温暖化の主な原因とされています。

CO2以外の他のガスにも厳しい目で。

高断熱化で中心的な断熱材の発泡ウレタンは解体時に温室効果ガスを発生させる。

ライフサイクルでエコを語らないといけないと思います。

※こちらも面白い記事です。↓クリックして別ページへ
若者に「無理」と笑われている〈カーボンニュートラル〉

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「東京都の太陽光発電義務化の記事に思う」への4件のフィードバック

  1. 太陽光発電が義務化されると怖いなぁ~と思いました。
    二酸化炭素0表明に私の自治体も入ってましたが、
    なら、何かしてる?行動を起こしてる??

  2. こんばんは。

    ワタクシは東京都のこの施策には賛成です。
    でも森田さんが言われるような問題がたくさんあるのですね。
    気づきませんでした。
    つければいい、というわけでもないのですね。
    今日も勉強になりました!

    ぽちっ

  3. 太陽光ソーラーこのウクライナ情勢で世界で見れば上向きに増えるかも、でもかなりの負担に
    5kwで今140万円とも25年の寿命と考えて月約467円こう考えると安くも見えますが実際はどんな感じになるのかなぁ?なんて思ったり
    でも廃棄に問題が・・・75kWの場合は、処分費用だけで150万円かかるとか・・・
    瓦の葺き替えや故障時のパネル交換も高額だとか

    今発電ガラスなんかも有りますね詳しいことは知りませんが、ソーラー発電も進化しつつ感じも

  4. Junko より:

    こんにちは♪
    東京は義務化ですか。。
    初期につけたお宅は、壊れても次が高くて
    そのまま…とか、売る電気も今は安くなって…とか
    聞きますね。
    大雪降って、壊れたらイヤですよね。
    撤去するのも高いらしいし、やっぱり
    考えちゃいますね。

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