住宅の資産価値を落とさない為には
こんにちは森田です。
今朝の大阪府交野市、もう台風の影響が出ているのか雲が多いです。
さて今日は「住宅の資産価値を落とさない」というお話。
あなたのお家の資産価値はどのくらいかご存じですか?
不動産の査定額の算出においても築年数は重要な要素となります。
国によって定められている建物の耐用年数によると、木造戸建て住宅は22年、鉄筋コンクリートなどのマンションは47年となっています。
そのため、売却における建物の価値査定という観点では、築25年以上の戸建ては価値がゼロの「古家(ふるや)」として扱われることがほとんどです。(三菱UFJ不動産知っておきたい売却・査定相場比較 築年数より)
法務局で「新築時の表示登記~解体後の滅失」を調べれば住宅の寿命が分かります。
日本の住宅の平均寿命は約26年と言われています。
ところが、多くの人は住宅ローンは30年以上で組んでいる人がほとんどです。
と言うことは、常に負債を抱えていることになっているのです。
では、資産としての不動産の価値を落とさないためにはどうすればいいでしょう?
それは「誰もが欲しくなる土地」、そして、「誰もが住みたいと思う家」を建てることなんです。
具体的には、「駅が近い」「学校が近い」「買い物が便利」「病院が近い」「銀行が近い」など、生活の便がいい土地です。
建物の外観は流行り廃りのないベーシックなデザイン。
ここは賛否両論あると思いますが、資産としての流通性を考えると子育て世代が求める「4LDKのシンプルな間取り」でしょうか。
二世帯やオリジナリティーが強い間取りは流通性は良くないです。
30年たっても買い手がつく家にすることです。
そうすれば、不動産価値はあまり目減りはしないと思います。
最近、長期優良住宅を選択する人が増えています。
長期優良住宅といっても、当初の計画に基づいた定期的な有償メンテナンスの実施は不可欠になります。
勘違いしないで欲しいのは、長期優良住宅は耐震性、省エネ性に優れたグレードの高い仕様で建てるのは前提ですが、ポイントは劣化対策や維持管理していくためのメンテナンスの計画と定期点検、その後の営繕改修が行いやすい仕様になっているということなので、メンテナンスフリーで長持ちする住宅ではありません。
当然、一般的な住宅より初期費用は増えますのでよくお考え下さい。(減税やフラットの金利優遇等はありますが)
但し、安かろう悪かろうの家を建てるよりは、はるかに良い選択だと思います。
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