住まいづくりコラム

命をまもるヒートショック対策を

こんにちは森田です。

今日は大阪北部の交野市は、冷たい風が吹き荒れてめちゃくちゃ寒いです。

今が寒さのピークでしょうか。

こういう日に多い入浴、直後のヒートショック事故。

知人のお母様も寒い夜、入浴中の事故でお亡くなりになられました。

お風呂から上がってくるのが遅いなあと思ったら浴槽内で倒れていたそうです。

すぐに救急車で病院へ搬送するも既に手遅れだったそう。

心よりご冥福をお祈り致します・・・

厚生労働省の研究班の調査では、入浴中の事故死の数は溺死以外の死因も含めると年間約19,000人。

非常に多くの方が入浴中の事故によって亡くなっています。

この数は交通事故死亡数の約4倍以上。

脳梗塞や心筋梗塞での死亡がもっとも多く、事故の要因は急激な温度変化によって血圧が大きく上下し、身体に大きな負担がかかる「ヒートショック」にあると言われています。

下のグラフをご覧下さい。

入浴中の心肺停止の事故件数

注目すべき点は、北海道、青森県の発生数が沖縄県並に少ないことです。

CPA(入浴中の心肺停止)のグラフなのですが、上位に温暖な地域である四国、近畿、九州の県が入っています。

北海道、青森などの極寒の地域では、お家の中に寒さ対策がされているところが多いのでしょうね。

脱衣所やトイレ、廊下、玄関など「寒いとされているところ」にも暖房設備があり、気温差があまりないからだと言われています。

以前、青森出身の読売テレビの虎谷アナウンサーが「青森より大阪の冬の方が寒い感じがする」と言ってました。

青森だと一般的な家庭のトイレや脱衣所にも暖房設備が整っているそうで、気温差が少ないから身体には優しいそうです。

お家の中の気温差を少なくする事が、安全な生活のポイントです。

段差解消などのバリアフリーに注目しがちですが、温度差のバリアフリーの方が命の危険性から言えば重要です。

危険な場所には暖房設備を。

普通のタイル浴槽に比べ温かなユニットバス。

換気暖房乾燥機付きなら、入浴前にドアを開けて予備暖を入れて置けば、ヒートショックの不安も解消されます。

換気暖房乾燥機付きユニットバス LIXIL リノビオV

 

こちらもご参考まで。 TOTOの浴室・洗面所あたたかセット

寒い日がしばらく続きます。

お家の中でもご安全に。

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