ヒートショック、入浴中の事故を無くす
こんにちは、交野市・枚方市・寝屋川市を中心に自然素材を使った木の家、地域密着リフォームの日伸建設森田です。
あっという間に今年も終わろうとしています。
寒くなってくると恋しくなるのがお風呂。外で冷えた体も温まりますし、気持ちがほっと安らぎますよね。
でも、この時期になると毎年、お伝えしていることがあります。それは
『(特にお風呂での)ヒートショックに気をつけて!』
『住まいの断熱が重要です!』
日本国内で毎年、どのくらいの人が入浴中に亡くなっているかご存知ですか?
なんと年間1万9000人近くもの方が、ヒートショックに関連した入浴中急死に至っているといわれているのです。
※1 厚生労働省 入浴関連事故の実態把握及び予防策に関する研究について2013年度ヒートショックに関連した入浴中急死に至った人数推計約19,000人
※2 警察庁 交通事故死者数についてより
※3 厚生労働省 熱中症による死亡数 人口動態統計(確定数)より(2021年度は過去最少2,636人となっております)
上のグラフを見てもらえると分かりますが、実は交通事故死亡者数の約4倍もの方が、入浴中に亡くなっています。
特に高齢者の方に多い傾向にはありますが、若い方でも十分に起こりうるのがヒートショックです。
そう聞くと、より身近で、誰にでも起こりえるというのが、おわかりいただけると思います。
また、このデータでは死亡者数となっていますが、一命はとりとめたものの、後遺症が残ったという方もいるでしょう。
すると、実際にはもっと多くの家庭で「ヒートショック」の事故が起きているとも考えられます。
ひとたび事故が起きてしまえば、『あのときひと声かけておけば』『異変に気づいていれば』など、後悔がつきないものです。特に思い出の詰まった家でのできごとであれば、ご本人にとっても、ご家族にとっても、つらいものだと推察します。
だからこそ、「ヒートショック」、「家の断熱」について繰り返しお伝えしています。
住まいは「楽しい思い出」が詰まった場所であってほしいですから。
そもそも、「ヒートショック」はあたたかい部屋と寒い部屋などを移動した際に感じやすい「温度差」などが原因で、急激な血圧変動が心筋梗塞や脳卒中を引き起こされる健康リスクのことをいいます。
寒い部屋に移動して急に体が冷えて体温が下がると血管は縮み、逆に血圧が上がります。
反対に体が温まることで血管は広がり反対に血圧が下がります。
こうした急激な温度差が引き起こす血圧の乱高下は、特に年齢を重ねた心臓や血管には大きな負担となり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因にもなってしまうのです。
日本人が大好きな「お風呂」ですが、入浴は「ヒートショック」の発生条件が揃ってしまっているのです。
まず暖かなリビングなどから移動して、冬のひんやりとした脱衣所で裸になります。
一旦、体が冷えたあと、熱いお湯に浸かりますね。
それが、先ほど説明した血圧の乱高下に繋がりやすいのです。
特に昔ながらの日本家屋は、脱衣所とお風呂が北側にあることも多く、冷え冷えとして寒いことが多いものです。
ついお湯の温度を高めに設定したくなりますよね。
こうした何気ない「生活習慣」がヒートショックを招いてしまっている可能性もあるので注意が必要です。
ヒートショックは毎年、寒さが厳しくなる11月ごろから急増します。
ぜひ、ご自宅だけでなく、ご両親や祖父母の住まいを思い出していただき、一緒に対策を考えてみることもおすすめしています。
ヒートショックのリスクを低減するための行動として、消費者庁は以下について呼びかけを行っています。
ポイントは何よりも、脱衣所と浴室との「寒暖差」をなくすこと。
入浴前に浴室と脱衣所を暖めておくことがとても有効です。
枚方市牧野阪1丁目 自然素材で建てた深呼吸する家 モデルハウス公開中。
ご見学ご希望の方は直接日伸建設へご連絡ください。
私、森田が牧野阪モデルハウスの特徴、拘りを分かりやすくご説明、ご案内致します。
一度現地にお越しください。木の香りを感じてください!
◎近畿エリア・大阪府ブログランキングに参加しています。
皆さんの1クリック(1票)で順位が決まりますので、読まれた後は、
大阪府人気ブログランキング
のボタン↓を是非クリックしてください。
→
大阪府ランキング
ご協力、ありがとうございます 。
※自然素材と無垢材を使った戸建て・マンションのリフォームも好評頂いております。