防犯の基礎知識 泥棒にとって一番大切なことは何?
こんにちは森田です。
今朝の大阪交野市は晴天。
朝はちょっと雲多めですがいいお天気です。
風が気持ちいい季節になりました。
今日はお家の防犯の話。
日伸建設に協力いただいている一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構理事長の折元洋巳氏から了解を頂き掲載致します。
折元氏は、大阪府警察20年の経験、特に留置場の看守時代の経験から、犯罪者自身から聞いた「泥棒の心理」「泥棒の手口」を元に、「泥棒の目」から見た「防犯対策」について語ってもらいます。
この中のお話を我が家、我が街にスライドしてお考え頂き防犯知識を高めて頂ければ幸いです。
第一回目 泥棒にとって、一番大切なことは何?
例えば泥棒が一つのお宅に侵入しようとしているとします。
その時、泥棒の頭の中で一番大切だと思っていることは何でしょうか?
・沢山お金があればいいな~。
・高い貴金属があればいいな~。
・今日も無事捕まらなかったらいいな~。
答えは「今日も無事捕まらなかったらいいな~。」です。
それは何故でしょうか。
もちろん、沢山お金が取れれば申し分ありませんし、貴金属を処分できる能力のある泥棒なら、それもまた嬉しいに違いありません。
しかしながら、結局捕まってしまえば、元も子もないのです。
泥棒は「累犯」(るいはん。何度捕まってもまた同じことを繰り返す)が多い犯罪種別ですから、捕まったらどんな嫌なことがまっているか知っています。
また、まだ捕まった経験の無い泥棒でも、シャバ(一般世間のこと)での生活から、囚われの身になった場合の不自由さは簡単に想像できます。
だから、泥棒にとっては絶対捕まらないことが一番重要なのです。
これは当たり前の様に思うことですが、これが実は「防犯」を考えるときに結構重要なポイントになるんです。
私は「防犯できているかどうか」は比較競争ですとよく言います。
泥棒にとって家の中にお金があるかどうかは、超能力者でもない限り分かるわけがありません。
せいぜい経験則上「ありそうか、なさそうか」と言う想像の世界に、自分の将来をかけるほど馬鹿じゃありません。
泥棒は、「入りやすくて逃げやすい家」に好んで入るのです。その理由は「入りやすい=侵入時間がかからない・第三者の目につきにくい」また、「逃げやすい=自分が安全に逃げ切ることができる」=捕まらない。
と言う方程式が成り立ちます。
こういう思考に立って防犯を考えてみると、泥棒が下見をしているのは、「入りやすそうか?」「逃げやすそうか?」にプラスして、今「留守か?」を見ていることが分かりますから、隣近所の家と比較して「入りやすそう」で「逃げやすそう」であれば、先ずは貴方の家に入ってきますよ。といえます。
第二回 泥棒って空振りが多い? に続く
情報)折元氏がラジオ出演されています。
毎週日曜日9月30分から45分までのAM1314「Pika Pika住まいの物語」と言う番組の約6分間。折元氏の防犯情報コーナーがあります。→こちらをクリック
聞き逃してもradikoで聴けます。→こちらをクリック
是非ご視聴になってください。
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★日伸建設 自然素材・手作りプロジェクト
日伸建設では住宅に関連するだけではなく、「自然素材・手作り」に拘って衣・食・住の情報発信に取り組んで参ります。
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