こんにちは森田です。

大体水曜日にお家の防犯に関する記事を書いています。

空き巣が一番狙う所は「窓ガラス」ですので、そこを強化しましょうという事で防犯フィルムやガラスの話をよくします。

その記事に頂いたコメントに、少し気になる部分がありましたので少し触れさせて頂きます。

事が「防犯」だけに誤った認識のままは危険だと思いましたので。

実はこの業界に入るまで私も「網入りのガラスは防犯になる」と思っていました。

しかしながら、網入りガラスは防犯対策にはならないのです。

もし、網入りガラスを防犯対策として検討中、または使用しているのであればとても危険です。

意外に思うかも知れませんが、網入りガラスはハンマーやバール等で叩くとすぐに割れてしまいます。

空き巣は普通のガラスと全く遜色なく攻撃してきます。

逆に以下の理由で普通のガラスよりも、仕事がしやすいという部分があるかも。

では網入りガラスは何のために必要なのでしょう。

それは準防火、防火地域には防火サッシに網入りガラス、もしくはシャッターで防火基準をクリアしているからです。

網入りガラスは「熱や火などでガラスが割れた時に飛び散りにくい」という火災時に役立つ防火ガラスです。

この網が不快という方もおられるので、網なしの防火ガラスも最近は発売されました。

という事で、防犯効果があるガラスは防犯ガラスのみとなります。

最後に防犯ガラスの特徴をご紹介します。

空き巣にガラスを割られないように複数のガラスと中間膜で構成された特殊なガラスです。
ハンマーやバールで叩いても割れにくく、また実際に割れるまで時間が掛かります。

防犯ガラス　セキュオ　日本板硝子ホームページより

【セキュオ　３つの特徴】

①盗難防止
強靭な厚い中間膜やポリカーボネート板をはさむことで「こじ破り」、「打ち破り」に高い抵抗力を発揮します。

②安全性
万一破損した場合も、ガラスが中間膜に接着しているために、破片の飛散や落下がほとんどありません。

③紫外線カット
紫外線は、窓辺の家具やカーテンなどの色あせや変色の大きな原因のひとつといわれています。セキュオはガラス面に侵入してくる紫外線の99％以上をカットする優れた効果があります。

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