新年明けましておめでとうございます。

住まいづくりコラム森田です。今年もよろしくお願いします。

お正月は如何お過ごしでしょうか。

自分は寝正月で動画やテレビを見てダラダラと猫３匹と過ごしています。

さっき見てたテレビで回転寿司やコンビニスイーツを有名店のオーナーがイチオシの１０品」の味見をして、合格か不合格かを審査するという番組を見ていました。

結構私この番組が好きでよく見るのですが、審査員が面白いですね。

タイプが２つに分かれていて、名店である「自分基準」で判断する人とこの価格でこの味が出せたという「企業努力」を評価する人に分かれます。

今日の審査員は後者の方が大半でした。

「自分基準」で解説する審査員は「仕事」や「素材」を厳しく自店の基準で評価します。

いくら大企業のスケールメリットがあったとしても、寿司2貫200円以下でスイーツが300円前後の価格帯で名店のように時間と素材にコストを掛ける訳には行きません。

素材もそうですが手間（時間）を掛ける事が出来ません。

時間とコストの関係で回転寿司やコンビニスイーツの商品に職人さんは介入出来ません。

センターキッチンで調理し各店舗へ配送。そこでも出来る限り人を減らし、ＡＩやオートメーションで生産するしかないのです。

そんな事情も含めて審査員は考慮し「合格」の札を上げているのですね。

いくら美味しくても高級寿司やスイーツを頻繁に買える人はそんなにいないでしょうから、それはそれなりにコストパフォーマンスに納得する訳です。

どちらにも需要あり、どちらが正解という訳ではないのです。

ローコスト住宅と手刻みの家、家づくりに置き換えてみても同じ事が言えますね。

正月ボーっとそんなことを考えていました。