異常気象と想定外
こんにちは森田です。
また長雨が始まりましたね。
これだけ天候不順だといろいろなことが心配になります。
日照不足で野菜が高騰するなど家計にも大打撃。
そしてお家の方にも影響が出てきますね。
湿度の関係で木関係の収縮のよる不具合、雨漏りなど。
台風が絡むと風災も。
地球温暖化の影響でしょうか、これだけ異常気象が続くと、これからは「想定外」認識することが必要となります。
例えば窓サッシでありましたら、耐風圧性・水密性・気密性・断熱性・遮音性とJISの厳しい基準があります。
かなり高い基準ではありますがこれは超える事象に関しては全て「想定外」になります。
2018年9月に襲来した台風21号被害がまさに想定外でした。
例えば水密性の基準外の雨なら「侵水はあり得る」という事になります。(ネガティブな表現ですが)
各工業製品には「設計基準」というものがありますので仕方ないですが、これからの想定外を考えれば心配ではありますね。
新築住宅の雨水の侵入(雨漏り)に関しては「住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下品確法)」による10年保証があります。
瑕疵担保責任の瑕疵(かし)とは、施工不良や不具合といった“欠陥”のことを指します。
要するに瑕疵担保責任は「万が一住宅に欠陥があったら補償(担保)する責任」ということです。
しかし、自然災害のよる雨漏りは「欠陥」ではないので瑕疵担保責任の対象となりません。
新築10年以内の雨漏りだからといって、すべて雨漏りの保証がされるわけではないのでご注意を。
コストを抑えるため「想定ギリギリの基準」で建てるローコスト住宅にお住まいになられる方はその辺りの御覚悟を。
さて、昨日は小西棟梁、菅村大工と一緒に床鳴り、雨漏り、内装工事の現調で寝屋川市内へ。
中古で購入された一軒家ですが、担当の不動産業者さん、下請け工務店さんの対応がイマイチで不信感をお持ちになってモヤモヤされていたそうです。
ご縁があり先週末に日伸建設へ直接ご家族皆さんでご相談に来られたのでした。
ご心配だった何箇所かの現場調査後、菅村大工からの説明が分かりやすかったようです。
お話をお聞きになり安心されたようでご夫婦共に表情も段々と和らいだようでした。

床鳴りを確認する菅村大工
サーモグラフィーを使用し画面をお客様に直接見て頂きました。
雨漏り調査はさらに説得力がアップ、分かりやすいというのがベストですね。
建築士さんのインスペクションも増えてきましたが、やはり現場を施工するのは大工さんですので、質問に対しての回答が早い、ズバリお答えできることが多いです。
施主さんにしては安心感が違いますね。
内装工事の見積もりをご依頼頂きました。
リフォーム店さんや住宅会社さんにご相談するとまずはどこでも最初は営業マンが対応します。
現地調査は営業マンか現場担当者が多いですね。
理由は職人さんは全て外注(社外)ですから仕方ないのです。
ですから大工さんは工事開始当日にならないとまず出てきません。
事前の段取りが悪ければバタバタ、リアクションもある訳です。
一方、日伸建設には営業マンがおりません。
棟梁を筆頭に大工さんが全て対応させて頂きます。
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