中古購入時は外壁のチェックを
こんにちは森田です。
今日は朝からワクチン接種2回目を打ちに地元小学校までに行ってきました。
たまたま自分が卒業した小学校だったので懐かしかったです。
校内をウロウロしたのは卒業して43年ぶり。
変わらないところも沢山あり、楽しい思い出が薄っすら甦ってきました。
さて昼前に出社、今日は正午の一枚です。
長袖シャツでは汗ばむ程の快晴。
湿度は低めながら夏に逆戻りの一日です。
さて今日のお話は外装材です。(サイディングとも言います)
1990年後半から一戸建て住宅の外壁として頻繁に使われるようになりました。
外壁の施工方法には「湿式(しっしき)」と「乾式(かんしき)」の2種類があります。
「湿式」には塗り壁・タイル張りがあり、「乾式」にはサイディングがあります。
工場生産された一定規格の板(サイディングボード)を外壁に貼り付けていく方法です。
湿式に比べ工期が短縮出来て手離れが良いので、コストの面からも乾式のサイディングが主流になりました。
今行われているサイディング工事は通気層を設けた通気工法が標準です。
通気胴縁(縦胴縁)の厚み15㎜分が通気層(空気の通る道)となります。
壁内からの水蒸気や外部からの雨水の侵入は通気層の上昇気流により解消されるという考え方。
サイデイングボードを写真の引っ掛け金具が上下で挟み込む形。
以上通気工法に関しては写真でご理解頂けたと思います。
しかしサイディングが出始めた頃は、この工法ではなく直貼り工法が主流でした。
通気層を取らず、引っ掛け金具も使わずに柱(合板)+防水シート+サイディングボード+直接くぎ打ち
この形で施工する一番の問題は湿気による結露です。
サイディングの裏側には隙間がないため、湿気が入り込んでも逃げ道がありません。
外壁の裏側で結露が生じ、結露水がカビの発生や木材を腐らせることもあります。
劣化したコーキングからの浸水もモロ受けに。
サイディングボードの反りからの捲れ等も起きるケースもあります。
対策としてはサッシとの納まり等を考えながら、通気工法にてサイディングボードの張り替えしかありません。
もし中古でサイディング張りの住宅を購入の際は外壁のチェックは必須です。
その費用を見ておくのか、それともスルーするのか、お家の耐久性に関わるポイントなので重要です。
チェックポイントは、基礎とサイディングボードの取り合い部分にある土台水切りと呼ばれる板金部分です。
ここで、サイディングと水切り板金の間のすき間に物差し等を差し込んで、どのくらい奥行きがあるかをチェックしてみましょう。
奥行き:10~15mm程度しかなかった場合、直貼りの可能性が高いです。
(一般的なサイディングボードの厚みが12~15mmのため)
奥行き:20mm以上あれば通気工法であると言えます。
大阪府ブログランキング参加中 バナーをぽちっとクリックお願いします。 →
大阪府ランキング
↑バナーをクリック!!お気軽にお申し込みください。
★日伸建設 自然素材・手作りプロジェクト
日伸建設では住宅に関連するだけではなく、「自然素材・手作り」に拘って衣・食・住の情報発信に取り組んで参ります。
山桜で作った木のスプーン&フォーク販売開始。
工芸品の職人眞島さんが丹精込めて一本一本作った木のスプーン&フォーク。
日伸建設が販売代理で取り扱うことになりました。
時間を掛けて良いものを作るというのは日伸建設と同じコンセプト。
日伸の大工さんたちと一緒の加工場で仕事をする眞島さん、物作りへの熱い想いは共通です。
拭き漆※で5回から6回塗り重ねています。
※木地に透けた生漆を塗っては布で拭き取る作業を繰り返し、木目を生かして仕上げる技法を「拭き漆(ふきうるし)」といいます。
漆仕上げの山桜・木のティースプーン、デザートフォーク 税別3,500円/本(送料別)。
色は黒・白・茶の3種類です。
INSTA @majima_taku
★購入後希望の方はFAX072-395-1005 または、nissinkensetu@ares.eonet.ne.jp まで。
郵便番号・住所・お名前・電話番号・希望商品・個数・色の明記をお忘れなく。
完全オーダー商品なので、ご入金確認後製作を始めますので納期は追って連絡致します。