お風呂の「追い焚き」と「高温差し湯」の違い
こんにちは森田です。
一雨ごとに秋が深まります。
昨日と同じように大阪は冷たい雨が降ったり止んだり。
気温も冷え込んでおります。
さて、高槻のマンションリフォームは現場が進んでおります。
明日のユニットバス施工の前にLIXILさんが現場確認に来られました。
発注している商品が現場に収まるか、水道、ガス、電気の設備は図面通りか等チェックしています。
こちらのマンションのガス給湯器は「高温差し湯式」。
マンションに多いのですが、追い焚き配管が無く、高温のお湯を「差し湯」として温度を調整します。
追い焚きとは、お風呂で冷めてしまったお湯を給湯器などで循環させ、そこでお湯を温め直し、再び浴槽内に戻す仕組みのことです。
最近はフルオートタイプと言って、自動で追い焚きしてくれる機能もあります。(便利である分、ガス代は高くつきますが)
フルオートタイプとは、温度をあらかじめ設定しておくと、自動で常に一定に温度を保ってくれる機能。
※セミオートタイプは給湯から停止までを自動で行うタイプで、保温に関しては手動になります。
追い焚き付きの給湯器は同じお湯を温め直すため、水を追加する必要がなく、お湯の量を常に一定に保つことが出来ます。
入浴する時間がバラバラのご家庭は、都度追い焚き出来るので冷めていても沸かし直しが出来るので快適です。
お風呂の残り湯を温め直して、次の日にも使うことができます。
但し、冬場は残り湯を追い焚き機能で温め直すと、普通にお湯を張るよりも倍近くの時間が掛かり、それだけガス代も掛かかります。
また前日の残り湯どうしても汚れが溜まってます。
追い焚きで使用したお湯が配管の中に残るため、雑菌が繁殖し衛生面でも良くありません。
湯垢も取れにくくなり、お掃除の手間も掛かります。
さらに追い焚き機能の付いた設備は複雑なため、設置コストがかかったり、他と比べると寿命が短いようです。
方や高温差し湯は、お風呂のお湯の中に新たに高温の熱湯を入れることで、お風呂の中のお湯を温める仕組みです。
既にあるお湯の中に新たに熱湯を追加するので、その分浴槽内のお湯の量は増えていきます。
浴槽内にその都度新しいお湯が入れられるので、追い焚き方式と比べて衛生的なのがメリットです。
但し追い焚き機能がないため、前日に使ったお湯を再び温め直して翌日に入浴することはできません。
残り湯を利用する場合は、お湯を半分捨てて60℃超えの高温を入れて沸かすなど一手間必要です。
またお風呂に浸かっている状態で熱湯を入れるので、やけどに注意しないといけません。
真冬は気温がかなり低いため、お風呂のお湯を沸かしても、少し時間が経つとすぐに温度が下がってしまいます。
そんな時に追い焚き機能があれば、すぐにお湯が温まり、寒い思いをせずに入浴出来ます。
高温差し湯でお湯を追加することもできますが、中々温まらないままお湯の量が増えてしまいます。
先にあるお湯を少し捨てて、高温を継ぎ足す形になります。
メリット、デメリットがありますね。
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