持家この10年間で最低の着工数
こんにちは住まいづくりコラム森田です。
どこのハウスメーカーも今は苦戦中。
2022年の住宅着工戸数は貸家や分譲住宅は増えていますが「持家」は過去最低になっています。
ここで住宅着工件数を見る4つのカテゴリーをご紹介しておきます。
「持ち家」「貸家」「分譲住宅」そして、「給与住宅」という4つのカテゴリーに分かれています。
「持家」は、「建築主が自分で居住する目的で建築するもの」と定義されていますので、ハウスメーカーに依頼して建てる、いわゆる注文住宅です。
「貸家」は、「建築主が賃貸する目的で建築するもの」と定義されていますので、賃貸住宅のことを指します。
「分譲住宅」は、「建て売り又は分譲の目的で建築するもの」と定義。
分譲戸建て、分譲マンションなどが該当します。
「給与住宅」は、企業や官公庁が建てる、社宅や官舎などのこと。
最近は減少の一途をたどっています。
上図に戻り、持家は前年比11.3%減の25万3287戸で昨年の増加から再びの減少となり、過去10年間で最も低い水準となりました。
貸家は、7.4%増の34万5080戸で2年連続の増加。分譲住宅も、4.7%増の25万5487戸で2年連続で増加。
分譲一戸建ては3.5%増の14万5992戸で2年連続の増加、マンションは3年ぶりに増加しました。
戸建て分譲に関しては建築条件付き分譲が主流ですが、それでは動かないので仕方なく「建売」にするというパターンが最近多いみたいなので、着工数は増えているのかもしれません。(新築戸建ての在庫が目立ちます)
持家の減少については、2022年の前半は新型コロナウイルス感染拡大の影響で住宅展示場などの集客減、後半は深刻化するウクライナ情勢で資材価格の高騰や物価高、住宅価格の上昇などがを招いたことなどが主な要因とされています。
「今は控えて今後様子を見る」という方が多いのは仕方ないですが、この先建築資材、運賃、人件費は高止まりするという方向ですし選択が難しいですね。
現時点での住宅ローン金利の低さや団信の追加保険サービス等を考えると、先延は金利上昇、資金調達リスクが気になります。
これからは新築だけに拘らず、中古購入+改装の線も考える必要があるかも知れません。
中古の良さも一杯あります。まずは柔軟に考えてアクションしましょう。
「時は金なり」と言います。
決断できずに流されているとチャンスは逃げて行きます。
一層の事、しっくり来ないのなら「一生賃貸で暮し続ける」と腹を括るのも悪くありません。
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