新しい年を迎えて
新年あけましておめでとうございます。
担当の森田です。
令和4年がスタートしました。
昨年もコロナウイルス、ウッドショックの影響で建築業界は混乱しました。
昨年春先から、北米木材の輸入価格が急上昇して、ウッドショックと呼ばれました。
同時に、鉄鋼・非鉄・金属などの材料高騰が業界を苦しめるメタルショックも起きています。
そこには原油高騰も加わって、建設業の収益は圧迫されていく方向です。
秋頃からは、特にシャワー便座、給湯器を中心とした設備機器の納期遅延により、新築、リフォーム工事の引き渡しに問題が生じた現場も多かったと聞きます。
一部回復した商品もありますが、いまだにトイレや給湯器の納期は通常納期の4~5倍程度の納期になるという現状です。
新型コロナウイルスの感染拡大や世界的な海上輸送の混乱が続いている影響なのは分かりますが、ある日突然仕入れ先から納期遅延の連絡が流れてくるのでたまったものではありません。
昨年も押し迫った28日に今度はキッチンの納期遅延連絡が、LIXIL、クリナップから入りました。
年明け各社から同じ連絡が入ると思います。
また、上記の理由により建築資材、商材はインフレ傾向はさらに進むようですので、油断ができませんね。
春先には各建材・設備メーカーの値上げも行われるようです。
年始から暗いお話ですが、各大手ハウスメーカーはコロナ禍でも増収傾向とのこと。
以前に比べて30坪程度の住宅で坪4万程度コストアップしているようで、収益体制も整えているようです。
対照的に、受注減による中小工務店の廃業も増加傾向とのことですので、大手との違い、自社の特徴や拘りをお客様に訴求する事が大切ではないかと私は思います。
今年は二極化の年のようです。
しっかりとスタッフ一人一人がベクトルを合わせて、歩んで行けるようにサポートして行きます。
本年も宜しくお願いします。

12/28 枚方市牧野阪1丁目分譲住宅 地盤改良工事(柱状改良)着工
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